『スカイ・イタリア』によりますと、コベルチャーノで UEFA Pro ライセンスの取得試験が行われた会場にユベントスのピルロ監督の姿があったとのことです。なお、ピルロ監督は試験を無事突破しました。
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セリエA(やセリエB)で監督としてベンチ入りするためには『UEFA Pro』のライセンスが必須です。ピルロ監督は資格を取得するための受講はしていたものの未完了で、“仮免” の状態でした。
そのため、ピルロ監督は現地14日にフィレンツェ近郊のコベルチャーノで行われたライセンス取得のための試験に出席。論文の提出と口頭試験を終えました。
必要事項はすべて完了しましたので、ピルロ監督にライセンスが付与されることになります。したがって、“仮免” の状況は脱したと言えるでしょう。
ピルロ監督ばかりがクローズアップされていますが、この日の講習には昇格組のスペツィアを率いるビンチェンツォ・イタリアーノ監督の姿もありました。両者ともに合格ですから、セリエAを舞台にした “ドタバタ劇” は回避されるはずです。
一方でユベントスのフロント陣はピルロ監督からのリクエストが出ている「『9番』タイプの補強」の対処で結果を出す必要があります。登録枠の関係もありますから、放出を含めた動きが要求されることになるでしょう。
正式な監督ライセンスを手にしたピルロ監督が開幕節のサンプドリア戦でどのようなチームを見せてくれるのかに注目です。