『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスが PSG に所属するレアンドロ・パレデス選手を取り巻く環境を注視しているとのことです。パラティーチ CFO のお気に入りですし、条件が整えば獲得に乗り出す可能性はあるでしょう。
パレデス選手は1994年6月生まれの26歳。エンポリで頭角を現したレジスタでサッリ監督が就任した 2019/20 シーズンにも獲得の噂が流れたパラティーチ CFO が評価する MF です。
ユベントスの中盤 MF は現時点で5選手で、ケディラ選手は退団が既定路線になっています。残るアルトゥール、ベンタンクール、ラムジー、ラビオの4選手は「レジスタが本職」ではないため、パレデス選手に興味を示したとしても不思議ではないでしょう。
ただ、資金的な余裕が少ないユベントスがパレデス選手の獲得に本腰を入れることは簡単ではありません。また、PSG は監督人事問題が発生しており、来季(= 2020/21 シーズン)の序列が不鮮明です。
したがって、パレデス選手獲得交渉は「PSG の監督人事が決着していから」が本番になるはずです。
トゥヘル監督の下では「ヴェッラッティ選手の後塵を排する状況」でしたし、この序列が来季も同じなら移籍を考えることでしょう。そこにピルロ監督がパレデス選手を評価しているのであれば、移籍交渉は具体化すると考えられます。
しかし、そうではないならイタリアメディアが発した噂で終わることになります。現状では「可能性の1つ」に過ぎず、何とでも言える状況です。
まずは登録上限を超過した現状を是正することが求められていますし、フロント陣がピルロ監督に余計な手間暇をかけずに済む選手層にすることができるのかに注目です。