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ユベントスがピルロ監督を支えるスタッフ陣を発表、トゥドールが助監督に就任

 ユベントスは公式サイト上でピルロ監督を支えるスタッフ陣を発表いたしました。噂された人物が選出されており、助監督にはトゥドール氏が就任することになりました。

画像:ユベントスのピルロ新監督

 主なスタッフは下表のとおりです。

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表: ユベントスの監督・コーチ陣
サッリ政権 ピルロ政権
監督 M・サッリ A・ピルロ
助監督 G・マルトゥシェッロ I・トゥドール
コーチ G・ピッチオーニ
L・ベオーニ
R・バローニオ
A・ガリアルディ
GK コーチ M・ネンチ
C・フィリッピ
C・フィリッピ
T・オルジーニ
フィットネスコーチ 長:D・トニャッチーニ
D・ロージ
D・ランザート

D・フェッラーリ
A・ペルトゥジオ
E・マッフェイ
長: P・ベルテッリ
A・ペルトゥジオ
E・マッフェイ
スポーツサイエンス X 長: D・フェッラーリ
A・グアルティエリ

 “右腕” を務める人物の名前がメディア間で複数出ていましたが、セリエAでの監督経験を持つトゥドール氏が助監督に就任しました。バローニオ氏では選手に舐められるリスクがあったため、妥当な判断と言えるでしょう。

 ちなみに、バローニオ氏とガリアルディ氏は『テクニカル・コラボレーター』の役称でのスタッフ入りとなっています。

 

 なお、ピルロ監督に要求される成績は以下のものになるでしょう。

  1. セリエA
    • 「勝点90以上の獲得」が目標
      → 「スクデット獲得」が目標
    • “欧州屈指のサッカー” をしていた場合、2位以下でも免罪の可能性
  2. チャンピオンズリーグ
    • 「グループ通過」は至上命令
      → グループ敗退なら、解任は止む無し
    • 「優勝」が目的で、「準決勝進出」が現実的な目標
    • 「実力差を見せつけられての敗退」は監督解任の理由となる
  3. コッパ・イタリア
    • 優勝が目標であると同時にノルマ
  4. スーペル・コッパ
    • 優勝が目標だが、重要度はそこまで高くない

 『アッレグリ監督が残したチーム』を引き継いだのであれば、上述の条件は新任監督であっても「甘すぎ」と言われるでしょう。

 しかし、ピルロ監督が引き継いだのは『選手起用が極端に偏重していたサッリ監督のチーム』なのです。スタート地点がサッリ監督よりも悪く、経験皆無の新指揮官がチームを率いるため、要求水準が昨シーズンよりも低くなるのは止むを得ないことです。

 

 「セリエA制覇が 2019/20 シーズンの主目標だった」と公言したボヌッチ選手のような “ハングリー精神を失いつつあるベテラン” がチームの足を引っ張る可能性が現実的にあります。それを怒鳴りつけられる武闘派を助監督に据えるのは良い判断でしょう。

 ピルロ監督がどのようなチームを作り、シーズン開幕を迎えるのかに注目です。