ユベントスは公式サイト上で 2019/20 セリエA第38節ローマ戦に向けた招集メンバー24選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 3: キエッリーニ、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、28: デミラル、41: コッコロ、42: ウェズレイ、47: フラボッタ |
MF | 8: ラムジー、14: マテュイディ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、38: ムラトーレ、43: ペーテルス |
FW | 16: クアドラード、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ、35: オリビエリ、44: ヴリオーニ、46: ザニマッキア |
累積警告による出場停止処分を受けたピアニッチ選手が招集外。疲労を考慮される形でデ・リフト選手とロナウド選手もメンバーから外れました。その一方でダニーロ選手とラビオ選手がメンバーに復帰しています。
【先発予想: 4-3-3】
GK: ブッフォン(シュチェスニー)
DF: ダニーロ、ルガーニ、ボヌッチ(デミラル)、フラボッタ
MF: ムラトーレ、ラビオ、マテュイディ(ベンタンクール)
FW: ザニマッキア、イグアイン、ベルナルデスキ(オリビエリ)
サッリ監督は 4-3-3 を起用するはずです。交代枠は「5」ですから、最低6選手をフル出場させる必要があります。そのため、どの選手に先発フル出場の役割を任せるかがポイントになるでしょう。
対するローマのフォンセカ監督は 3-4-2-1 が有力です。4バックでチームの熟成を図っていたのですが、最終ラインが不安定で相手チームの攻撃を防ぎ切ることができなかったために3バックに転換し、リーグ戦を5位で終えることに成功しています。
本来なら、ジェコ選手が1トップで攻撃を牽引するはずです。しかし、ヨーロッパリーグが控えている関係でカリニッチ選手がスタメン起用されることでしょう。ただ、2列目にはザニオーロ選手やペロッティ選手と飛び出しを得意にする選手が入ると予想されます。
相手の FW 陣が縦の関係になるのはチャンピオンズリーグのリヨン戦でも想定されることであり、守備体系が上手く機能するかの予行演習となるでしょう。
一方、ユベントスの攻撃陣は「相手の3バックとのデュエルを制することができるか」が注目点です。イグアイン選手がリヨン戦で結果を残したいなら、ローマ戦でイバニェス選手(かスモーリング選手)を上回ることが必要です。これが無理なら、先発候補には入れないと考えられるからです。
ユベントスもローマも順位が確定しているため、最終節の位置づけは「UEFA のコンペティションに向けた選手個々の調整の場」になることが濃厚です。サッリ監督とフォンセカ監督がどのような選手起用をするのかに注目です。