イタリア審判協会は公式サイト上で6月30日に開催される 2019/20 セリエA第29節を担当する審判団を発表いたしました。ジェノア対ユベントス戦の主審はジャンパオロ・カルバレーゼ(Gianpaolo Calvarese)氏です。
アブルッツォ州テーラモ出身のカルバレーゼ氏は1976年2月生まれの44歳。2019/20 シーズンはセリエAで主審を12試合、VAR を13試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2017/02/12 | 2016/17 第24節 |
カリアリ v ユベントス [0 - 2] |
2017/04/23 | 2016/17 第33節 |
ユベントス v ジェノア [4 - 0] |
2018/01/06 | 2017/18 第20節 |
カリアリ v ユベントス [0 - 1] |
2018/10/27 | 2018/19 第10節 |
エンポリ v ユベントス [1 - 2] |
2019/02/24 | 2018/19 第25節 |
ボローニャ v ユベントス [0 - 1] |
カルバレーゼ氏が今季のセリエAでのユベントス戦を担当するのは初のこと。担当した直近の5試合はユベントスが5勝と相性の良い審判員です。
ユベントス対ジェノア戦でカルバレーゼ氏が主審を務めたのは 2016/17 シーズン第33節の1試合のみ。この時はディバラ選手やマンジュキッチ選手のゴールなどでユベントスが 4-0 で快勝しています。
ただ、カルバレーゼ氏はラツィオに 1-3 で敗れた今季のスーペルコッパを担当した主審であり、この点が少し不気味と言えるでしょう。
なお、カルバレーゼ氏とともに試合を担当する副審はファビアーノ・プレティ(Fabiano Preti)氏とアレッシオ・トルフォ(Alessio Tolfo)氏。第4審判はジャンルカ・アウレリアーノ(Gianluca Aureliano)氏。
VAR はフェデリコ・ラ・ペンナ(Federico La Penna)氏。副 VAR はステファノ・アラッシオ(Stefano Alassio)氏が担当すると発表されています。
ラ・ペンナ氏が VAR を担当するのは今季8試合目。第26節ナポリ対トリノ戦以来となります。
今季はユベントス戦での担当およびカルバレーゼ氏とコンビを組むことも初めてです。物議を醸す判定の当事者にはなっていないため、ナーバスになる必要はないでしょう。
対戦相手のジェノアは残留争いに巻き込まれているため、ユベントスとは地力の差がある状況です。バルセロナとの交換トレードによる影響を限定的にできるかがポイントになるでしょう。サッリ監督がチームを落ち着かせてジェノア戦を迎えられるのかに注目です。