『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがディバラ選手との契約を2025年にまで延長する方向で交渉に臨むとのことです。引き止めるべき選手ですが、年俸面などで折り合いが付くかがポイントになるでしょう。
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ディバラ選手の現行契約は2022年まで。現在26歳ですから、“次の契約” が選手キャリアにおいて「最大の内容」になる可能性が高いと言えるでしょう。
そのため、ユベントスとディバラ選手の双方が「『延長』か『移籍』のどちらを選択するか」の決断が迫られている状況にあります。
現状ではディバラ選手が「移籍を仄めかすような発言」はしていないため、『契約延長』に重点が置かれているのでしょう。
クラブとしても「ロナウド選手の後」は考えなければならない状況ですし、仲違いに発展する可能性は低いと考えられます。
おそらく、交渉でタフになるのは年俸面でしょう。ガゼッタ紙による推定年俸は以下のとおりですが、「ディバラ選手の新年俸をどこまで引き上げるか」が焦点になるはずです。
Po | 選手名 | 推定年俸 | 契約期間 |
---|---|---|---|
FW | ロナウド | 3100万ユーロ | 2022 |
DF | デ・リフト | 800 (+400) 万ユーロ | 2024 |
FW | イグアイン | 750万ユーロ | 2021 |
FW | ディバラ | 730万ユーロ | 2022 |
MF | ラムジー | 700万ユーロ | 2023 |
MF | ラビオ | 700 (+200) 万ユーロ | 2023 |
MF | ピアニッチ | 650万ユーロ | 2023 |
FW | D・コスタ | 600万ユーロ | 2022 |
ロナウド選手が別格の年俸を手にしていますが、これはピッチ外での商業的な貢献も含まれての額であり、「別枠」として扱う必要があります。
ディバラ選手は「デ・リフト選手と同水準の年俸(≒ 1000万ユーロ超)」を要求するだけの結果を残していますから、コロナ禍で経営的なダメージを被るであろうユベントスがどれだけ要求を満たせるか次第になると予想されます。
ここで決裂すると『移籍』が現実味を帯びるでしょう。
ディバラ選手との契約延長交渉がどのような結末となるのかに注目です。