アリアンツ・スタジアムで行われた 2024/25 コッパ・イタリアのラウンド16・カリアリ戦に 4-0 で勝利したユベントスのチアゴ・モッタ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
チアゴ・モッタ監督:
「パフォーマンスは良く、結果も伴いました。ニコ・ゴンサレスの復帰を嬉しく思います。彼は素晴らしい選手ですから。私達は彼のエネルギーとクオリティーを必要としていました。
他の選手の復帰を心待ちにしていますし、ニコと同様に私達を助けてくれることでしょう。
他のポジションでも起用できるかは選手達に確認を取ります。納得していない場合に選手達を困難に陥れることは決してしません。マッケニーとロカテッリからの返答は Yes でした。間違いなく Yes です。
彼らはプレーをし、これが結果です。チームの意思と可用性のデモンストレーションです。
コープマイネルスはどこでもプレーできます。完璧な姿勢を有していますし、インフルエンザで 100% でなかったとしてもピッチに立ちました。
ヴラホヴィッチは素晴らしい試合をしました。コンセイソンはもっと上手くなれます。チームメイトを素晴らしい関係を築く必要がありますが、大きな熱意を持っていることは理解しています。
私が焦点を当てるのはポジションではなく選手です。ユルディズは WG として素晴らしい試合をプレーしており、今日も良い試合をしました。絶対に成長できます。若手ですが、偉大な選手です。偉大な選手はどこでもプレーできます」
ミケーレ・ディ・グレゴリオ選手:
「必要としていた夜でした。4得点を奪って無失点。私達はハッピーですし、勝利は次の勝利の手助けになりますし、この成功を探し求めていました。
私達はモンツァでこの道を継続させなければならないことを知っています。私にとっては特別な試合ですし、日曜日の試合にむけた最高の準備をします。
私達はユーヴェであり、どの試合を最善を尽くして臨み、勝利しなければなりません。私達は若いグループですし、継続性を見出すことに苦しんでいたとしても正しい方法で道の上にいます」
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ選手:
「どの勝利も私達に自信を与えてくれます。しかし、私達は1試合ごとに考えなければなりませんし、最終的にどこまで到達できるかを見守ることにしましょう。
今日の勝利は嬉しいです。大勢のティフォージが詰め掛けてくれましたし、最初から最後まで声援を送り続けてくれました。今は次戦に照準を合わせています」
立ち上がりは意思疎通に不安のあったユベントスが立て続けのピンチに直面しましたが、「一難が去った後は主導権を握り続けて危なげなく試合を進めて勝ち切った」と評されることでしょう。
興味深かったのはロカテッリ選手とコープマイネルス選手を『斜め前後の関係』に配置し、「ダブルボランチと 2CB の4人を反時計回りに動かすことでのプレス回避」を試みていたことです。
これにより、左 CB の位置に “左利きのコープマイネルス選手” が陣取る形が可能になっていました。守備力に関する不安は生じますが、オプションとして確立させるだけの価値はあると思われます。
ユベントスにとって重要なのは今週末のセリエA第17節モンツァ戦。カンピオナートで結果を残すことに苦労していますし、カリアリ攻撃陣のクオリティーの低さにも救われての無失点だった現実があるからです。
セリエAの下位に位置するチームであっても、レギュラーを務める選手達で構成された攻撃陣には相応のクオリティーが存在します。それを甘く見ていると痛手を被るため、次戦に向けた準備が適切に行われるのかに注目です。