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グラビーナ FIGC 会長:「必要に応じて7月・8月もセリエAを開催したい。割り当ては敗けを意味する」

 スカイ・イタリア』がイタリア・サッカー連盟のグラビーナ会長がラジオ・マルテに語った内容を記事にしていましたので概要を紹介いたします。

画像:イタリア
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ガブリエレ・グラビーナ会長:
「非常に苦労しています。チャンスがある限り、私はカンピオナートの再開を望んでいます。日程を考えることは時期尚早と思いますが、私達は楽観的でなければなりません。

 プレーするために最善を尽くすつもりです。UEFA と FIFA のサポートを頼み、6月30日を超えて7月や8月を活用したいと考えています。

 現時点で個人のための利益はありません。私は常識に訴えていますし、最終的には連盟が決断しなければならないでしょう。政府からの修正提案に取り組みますが、妥当性にはいくつかの問題はあります。資金は要求しませんが、危機的状況を非難しています。

 (タイトルなどの)割り当ては私自身とコンペティションの価値の敗戦だと思います。不愉快なシナリオとなるでしょう。そうした結論に繋がるものを断固拒みます。可能な限り、それらを拒絶したいと思っています」

 

 新型コロナウイルスの影響が深刻となっているイタリアの現状は依然として厳しいままです。

画像:イタリアの1日あたりの新型コロナウイルス感染者および死者数

 1日あたりの新規患者数は3月21日に峠を越えた数字が出ているものの、約5000人の新規感染確認者が出ている状況です。また、1日の死者も600人超で推移していますから、再開は難しい状況にあります。

 新規感染者の発生ペースが減少しても、4月下旬までは再開の目処は立たないと思われます。

 

 決算時期を無視して良いなら、解決策はあります。「秋春制の 2019/20 シーズン」を「秋冬制の 2019/20 シーズン」にするのです。

 カタールW杯が「2022年12月」に行われることを逆手に取り、2019/20 シーズンの終了時期を「2020年12月」に “延長” する『ウルトラC』もありでしょう。非常時ですから、解決策はフリーハンドで考える価値はあるはずです。

 まずはヨーロッパでの新型コロナウイルスによる影響が収束への向かい始めるのかに注目です。