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セリエAの20クラブは「リーグ戦完了」を支持、ダル・ピーノ会長に名誉挽回のチャンスが訪れる形に

 スカイ・イタリア』によりますと、レガ・セリエAのオンライン会合で「今季リーグ戦の完了」が全会一致で支持されたとのことです。政府との交渉窓口となったリーグのダル・ピーノ会長にとっては名誉挽回のチャンスが訪れたと言えるでしょう。

画像:Lega Serie A
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 5月4日からロックダウン(都市封鎖)が緩和されるイタリアでは「個人競技のトレーニング」は容認される見込みです。

 一方でサッカーなどの団体競技は見送りとなったため、ラツィオのターレ SD は「選手が公園で一般人に混じってトレーニングをすれば逆効果」などと怒り心頭です。また、リーグ戦の打ち切りを決めたフランスに追従する動きを政府が見せたことで緊張が高まっていました。

 イタリア・サッカーを管轄する FIGC のグラビーナ会長は「サッカーの死を意味する」と反発。現地5月1日のレガ・セリエAの総会でも「リーグ戦の完了」が支持され、ダル・ピーノ会長が政府側との交渉役を担う形になっています。

 

 このダル・ピーノ会長ですが、3月初旬にインテルのスティーブン・チャン会長から名指しで「最大最悪のピエロ、今こそ立ち上がり責任と取れ」との批判を浴びせられた人物です。

 「政府にリーグ側が提示した医療プロトコルを承認させること」で名誉挽回となるのですから、“政治力” を見せられるかがポイントになるでしょう。

 3月上旬は「試合開催」に動いていたのですから、過去の言動と一致させるには「再開」のために奔走せざるを得ない状況にあります。

 

 セリエAが 2019/20 シーズンの残り日程を再開にまで漕ぎ付けることができるのかに注目です。