『スカイ・イタリア』によりますと、U-18 フランス代表の選出歴を持つジャン=クロード・ヌテンダ選手がJメディカルを訪問したとのことです。補強の必要性があるポジションですから、適切な動きと言えるでしょう。
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ヌテンダ(Ntenda)選手は2002年9月生まれの17歳。フランス・ナントの下部組織で育成された左 SB を本職とする選手で、U-18 フランス代表にも選出され、2試合の出場経験を持っています。
ただ、2019年に行われた U-17 W杯はメンバー外でした。
ユベントスがヌテンダ選手の獲得に本腰を入れた理由は「左 SB が手薄になっている」というチーム事情があるからです。
プリマベーラの左 SB のレギュラーは主将を務めるアンツォリン選手です。レギュラーに問題はないのですが、控え選手として経験とプレー時間を積み重ねる予定だったベルドゥチ選手が前十字靭帯を断裂。
シーズン後半戦での選手のやりくりに不安が生じている状況にありました。そのため、来シーズン以降もプリマベーラでプレーすることに障害の少ないヌテンダ選手を急遽補強する流れになったのでしょう。
プリマベーラの2020年初戦は1月11日(土)に行われるカンピオナート第14節ナポリ戦です。
UEFA ユースリーグやコッパ・プリマベーラにも勝ち残っている状況ですから、上手く選手をやりくりすることも重要になります。主目的である「育成」に加え、「結果」も残すことができるシーズンとなるのかに注目です。