2019/20 UEFA ユースリーグ第2節が行われ、レバークーゼンと対戦したユベントスは 4-1 で勝利しました。勝点6に伸ばしたユベントスはグループDの首位に浮上しています。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: シアーノ |
DF | 2: レオ 5: ドラグシン 6: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン (C)(→ 14' st. 15: ベルドゥチ) |
MF | 14: アハマダ(→ 1' st. 17: フランコフォンテ) 8: ファジョーリ(→ 14' st. 4: レオネ) 7: トンギャ 11: セクロフ |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 26' st. 18: ペトレッリ) 9: セネ(→ 1' st. 19: ダ・グラサ) |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。MF と FW の中でリーグ戦からの連戦となったのはアハマダ選手とパブロ・モレーノ選手のみという選手層の大幅な入れ替えを行い、レバークーゼンとの一戦を迎えます。
試合は16分にアハマダ選手からの縦パスを引き出したセネ選手がミドルシュートを決め、ホームのユベントスが先制する。
ユベントスは28分に追加点。セネ選手が右サイドのタッチライン際で相手選手と入れ替わると中央にグラウンダーのクロス。これをファーサイドでパブロ・モレーノ選手が冷静に流し込み、リードを2点に広げる。
勢いが衰えないユベントスは38分に左サイドからアンツォリン選手が持ち込み、アハマダ選手が左足でシュート。これが相手選手の腕に当たって PK となる。この PK をファジョーリ選手が “クッキャイオ” を決め、ユベントスは前半だけで3得点を手にする。
一方、レバークーゼンは44分にロングフィードに反応したウォルフ選手がエリア内でアンツォリン選手に倒されて PK を獲得。これをアナパク=バカ選手が狙うも、シュートはクロスバーに嫌われてゴールとはならず。前半はユベントスが3点をリードして終える。
後半に入ってもユベントスが良い流れを継続する。52分に左 CK からレオ選手が高い打点で合わせ、試合を決定づける4点目を決める。
試合のコントロールに入ったユベントスに対し、何とか一矢報いたいレバークーゼンは86分に右 CK からケンペル選手がヘディングシュートを決め、1点を返すことに成功する。しかし、反撃はこの1点だけ。試合は 4-1 で終了し、ユベントスは勝点3を手にした。
なお、試合後にザウリ監督は次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「私達はハッピーです。ユースリーグでは常に未知の部分があります。なぜなら、対戦相手についての知識がないからです。ですが、これまでの2試合は上手くプレーし、結果が伴いました。
今日の試合ではチャンスを活かすことができましたし、FW へのプレッシャーが少なくスペースを活用することができました。
失点について?試合に関係がない場合でもゴールを許さないチームを望みます。今日は結果を手にすることができましたが、他の試合もありますし、それらに向けたメンタル面のトレーニングも行いたいと思います。
蓄積する知識が多いほど選手たちは成長するでしょう」
リーグ戦で苦戦するチームとは全く別物の内容でした。今季のユースリーグ2試合で見せているパフォーマンスをリーグ戦でも見せられるかが今後の課題となります。
チーム全体のレベルを引き上げつつ、主力選手と控え選手の差を詰めることが重要になるでしょう。
プリマベーラの次戦は10月6日(日)に行われるカンピオナート第4節インテル戦です。トップチームと同じイタリア・ダービーが組まれていることに加え、インテルは首位に付けているチームです。
プリマベーラが第2節アタランタ戦での反省を踏まえた試合をすることができるのかに注目です。