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【招集メンバー】 2020/21 セリエA第7節 ラツィオ対ユベントス

 ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエA第7節ラツィオ戦に向けた招集メンバー20選手を発表いたしました。キエッリーニ選手が左太ももの負傷で招集外となっています。

画像:ラツィオ戦に向けて調整する選手たち

 なお、招集された選手一覧は下表のとおりです。

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表1:招集メンバー(2020/21 セリエA第7節 ラツィオ戦)
  選手名
GK 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン
DF 13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、28: デミラル、37: ドラグシン、38: フラボッタ
MF 5: アルトゥール、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、39: ポルタノーバ、44: クルゼフスキ
FW 7: ロナウド、9: モラタ、10: ディバラ

 出場停止処分でフェレンツバーロシュ戦を欠場したデミラル選手が招集メンバーに復帰。一方で7日の練習で左太ももの筋肉を痛めたキエッリーニ選手が招集外になりました。

 代替で招集されたドラグシン選手は2002年2月生まれの18歳。昨季終盤戦からBチームでレギュラーの座を射止めた逸材です。

 10月の国際Aマッチデーで U-21 ルーマニア代表から戻ってきた際の検査で新型コロナ陽性で隔離されていたことで起用ができない状況でしたが、陰性が確認されたことでBチームではなくトップチームに合流することになりました。

 

【先発予想: 4-4-2】
  GK: シュチェスニー
  DF: クアドラード、デミラル、ボヌッチ、ダニーロ
  MF: マッケニー(クルゼフスキ)、ベンタンクール、ラビオ、キエーザ
  FW: モラタ、ロナウド

 ピルロ監督はフェレンツバーロシュ戦の後半に用いた 4-4-2 を基本形にすることでしょう。クアドラード選手が MF の位置まで上がり、マッケニー選手が高いポジションを取ることで 3-4-1-2 にもスイッチが可能だからです。

 

 対するラツィオのインザーギ監督は 3-5-1-1 が有力です。ラツィオは新型コロナ陽性反応者への対応でクラブに疑いの目が向けられており、万全の状態とは言えないでしょう。

 1トップはカイセド選手が務めることが濃厚です。(新型コロナからの回復直後と目される)インモービレ選手はベンチスタートが有力でフル出場の可能性は低いと考えられます。

 とは言え、昨季に結果を残したラツィオの速攻に制限がかかる訳ではありません。L・アルベルト選手やJ・コレア選手など出し手となる選手は健在ですから、彼らにプレスを仕掛けて時間を与えないことがユベントス側への要求点です。

 一方でユベントスの攻撃陣は「5-3-2 の形になるラツィオの守備ブロックのどこから仕掛けるか」がポイントです。「最終ライン」と「中央」のスペースは消されるため、個の力で局面を変えられる選手の存在が勝敗に直結すると予想されます。

 無理に仕掛けてボールロストし、そこからカウンターでゴール前になだれ込まれる形がユベントスにとっては最悪の形です。「ポゼッション時のカウンター対策」が機能するかで、どちらのチームの思惑に沿った展開になっているかが見えてくることでしょう。

 

 ピルロ監督は強豪相手には結果を残すことができているとは言い難い状況です。「勝点3がノルマ」の試合での取りこぼしが批判の要因になっていましたから、アウェイでのラツィオ戦で結果を残せば風向きは変わると思われます。

 ランチタイム・キックオフという難しい要素も追加された試合でどのような采配を見せるのかに注目です。