ユベントスは公式サイト上で 2019/20 セリエＡ第17節サンプドリア戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 31: ピンソーリョ、37: ペリン、77: ブッフォン |
| DF | 2: デ・シリオ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、28: デミラル |
| MF | 5: ピアニッチ、8: ラムジー、14: マテュイディ、23: エムレ・ジャン、25: ラビオ、39: ポルタノーバ |
| FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、11: ドウグラス・コスタ、16: クアドラード、20: ピアツァ、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ |
累積警告が5枚に達したベンタンクール選手が招集外。出場停止処分が明けたピアニッチ選手とクアドラード選手がメンバーに復帰し、GK ペリン選手はシュチェスニー選手の代役として招集されました。
【先発予想： 4-3-1-2】
GK: ブッフォン
DF: クアドラード、ボヌッチ、デ・リフト、Ａ・サンドロ
MF: ラビオ（エムレ・ジャン）、ピアニッチ、マテュイディ
OMF: ベルナルデスキ（ディバラ）
FW: イグアイン（ディバラ）、ロナウド
サッリ監督は 4-3-1-2 を選択することでしょう。注目点は「ベンタンクール選手の代役」と「トップ下の人選」の2点になると考えられます。
10月の代表戦ウィーク明けにラニエリ監督を迎えたサンプドリアはリーグ戦9試合を3勝3分3敗（勝点12）と復調の兆しを見せています。直近のダービー戦を制していますし、上向き調子の中位に位置するチームとの対戦と言えるでしょう。
ラニエリ監督が使うと予想されるのは 4-4-2 （4-3-1-2）。クアリャレッラ選手とガッビアディーニ選手が前線で攻撃を牽引し、中盤からの援護が加わる比較的オーソドックスなチームです。
ユベントスが守備の際に “特別な対応” を求められる選手がいる訳ではないため、「2トップに入る選手をセンターバックが注視」し、「2列目から飛び出す選手を MF がマークする」という基本事項の徹底でピンチは未然に防ぐことが十分に可能と思われます。
一方でユベントスの攻撃については「4-4-2 のブロックを崩す違いを生み出すこと」が FW 陣に求められ、DF 陣には「ハーフウェーラインをオフサイドラインとするぐらいまで DF ラインを高く設定し続けられるか」が求められます。
中途半端な距離間のために DF ラインの前後に生まれたスペースをサンプドリアの攻撃陣に突かれてのロングカウンターによる失点を避ける必要があるため、そのような試合運びがどれだけできるかが鍵になると言えるでしょう。
サッリ監督がセリエＡの年内最終戦となるサンプドリア戦にどのような準備をして臨むのかに注目です。
