ユベントスは公式ツイッター上で2019年夏も『インターナショナル・チャンピオンズ・カップ』に参加すると発表いたしました。なお、詳細などについては3月27日に発表される予定であるとのことです。
『インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)』はアメリカやアジアで開催されているプレシーズン大会で、ユベントスも近年は北米ラウンドに毎年参加し続けています。
ただ、「ユベントスは2019年大会ではアメリカラウンドを回避するだろう」とニューヨーク・タイムズが予想しています。(該当記事を書いたのはロンドンを拠点にするタリック・パンジャ氏)
理由は『ロナウド選手の暴行疑惑』を抱えているため、「選手が(アメリカで)拘束されるリスクを回避するため」とのことです。このシナリオは現実的に考えられるため、北米ラウンドを回避する可能性は十分にあり得ると言えるでしょう。
しかし、実際には別の意味で北米ラウンドを “回避しなければならない状況” にありました。
- 2016/17 シーズン
- メルボルン(AUS)と香港でプレシーズン
- 2017/18 シーズン
- アメリカでプレシーズン
- Ganten Water(中国)とスポンサー契約
- Cygames 社(日本)とスポンサー契約
- LingLong Tire 社(中国)とスポンサー契約
- 2018/19 シーズン
- アメリカでプレシーズン
ユベントスは2017年夏に Cygames や Ganten などアジアに本拠地を置く企業とグローバル・スポンサー契約を締結。これらは2020年夏に満了を迎えるものでした。契約が有効な期間中に「1度もプレシーズンマッチなどで訪れない」というのはスポンサーの心象を悪くするでしょう。
「中国市場」と「背中スポンサー」の2つを無下にすることはクラブ経営にとってマイナスです。そのため、ロナウド選手のブランド力がある時に “アジアツアー” をすべき状況にあるのです。
ユベントスが 2019/20 シーズンに向けたプレシーズンをどこで行うことになるのか。公式発表される時を待ちたいと思います。