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ディバラ以上に苦境にあえぐドウグラス・コスタ、今夏での退団の可能性をメディアが報じ始める

 トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが2019年夏にドウグラス・コスタ選手を放出し、それによって得た移籍金でザニオーロ選手などの獲得に乗り出すのではないかと報じています。D・コスタ選手が移籍する可能性はあると言えるでしょう。

画像:苦しいシーズンになっているD・コスタ
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 D・コスタ選手は負傷が続いたこともあり、2018/19 シーズンは不本意な成績となっています。また、チーム内でも高給を得ており、成績に対する風当たりも強くなっていることが予想されます。

表1:ユベントス所属選手の推定年俸(2018/19 シーズン)
選手名 推定年俸 契約期間
ロナウド 3100万ユーロ 2022
ディバラ 700万ユーロ 2022
ピアニッチ 650万ユーロ 2023
D・コスタ 600万ユーロ 2022
ボヌッチ 550万ユーロ 2022
エムレ・ジャン 500万ユーロ 2022

 ディバラ選手とD・コスタ選手の移籍話をメディアが報じるのは「高給を得ている両選手がレギュラーのポジションを掴み切れていないこと」が理由です。

 戦術上の理由があるとは言え、この状況はクラブ経営的に好ましい状況ではありません。そのため、シーズン終了後の2019年夏に移籍となるのではないかとの予想が出ているのです。

 

 ユベントスが今夏に「ウィンガー型の選手を少なくとも1人は放出する」ことが濃厚です。これはウィングが人員過剰になっているためです。

  選手名
FW
(7)
CF ロナウド、マンジュキッチ、ケーン
WG ディバラ、D・コスタ、クアドラード、ベルナルデスキ、(A・サンドロ、カンセロ)

 ユベントスの攻撃陣はロナウド選手が軸となっており、「ポストプレーや汗かき役を献身的に行える FW」をロナウド選手と同時起用する必要があります。そのため、3トップを採用しても、残る1枠を4人のウィンガーで争っている状況なのです。

 その中でも、ウィング(またはトップ下)を専門とし、確固たるレギュラーの地位を確立することができていない高給取りの2選手(= ディバラ選手とD・コスタ選手)に移籍の噂が出るのは自然なことと言えるでしょう。

 

 夏の移籍市場までに序列が大きく変わるようなパフォーマンスをピッチ上で見せる選手が出てくるのかに注目です。