ユベントスは公式サイト上で12月15日(土)に行われる 2018/19 セリエA第16節トリノ戦に向けた調整を始めたことを発表いたしました。ベナティア選手が全体練習に復帰した一方、クアドラード選手のダービー戦欠場が確定しています。
12日(水)にスイス・ベルンでヤングボーイズ戦を戦ったユベントスはトリノに戻り、現地13日(木)からトリノとのダービー戦に向けた準備を開始しました。
チャンピオンズリーグに出場した選手はリカバリーのメニューを消化。出場しなかった選手はピッチ上で調整を行い、ベナティア選手も全体練習を消化したことが発表されています。
一方で気になるのは「負傷者」が出ていることでしょう。
まず、クアドラード選手ですが、「左ひざの過伸展」と言及されています。これは「ひざの腱を伸ばし過ぎた」という状態ですので、自然治癒を期待する保存療法が採られることが予想されます。
少なくとも、数日中に回復することはないと考えられるため、トリノ・ダービーは欠場することになるでしょう。週明けに行われるであろう再検査でクアドラード選手の復帰時期が明らかになると思われます。
もう1人はカンセロ選手です。カンセロ選手はヤングボーイズ戦の招集メンバーには入っていましたが、ベンチ入りメンバーからは外れています。
「A・サンドロ選手の温存」をアッレグリ監督が前日に仄めかしていたこと、カンセロ選手が左右どちらでも攻守に高い能力を見せていたことを考えると外れる理由はないだけに状態を不安視せざるを得ないと言えるでしょう。
クアドラード選手の離脱が確定的なのはチームにとって痛手ですが、スピナッツォーラ選手を起用に踏み切る絶好の理由になります。どの選手にも実力を証明するチャンスは与えられるべきなのですから、アッレグリ監督がどう判断するのかに注目です。