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アッレグリ監督が退任、2019/20 シーズンは新指揮官を招くことが決定

 ユベントスは公式サイト上で「アッレグリ監督が 2019/20 シーズンはチームを指揮しない」と発表いたしました。なお、現地18日14時からアニェッリ監督ととにも記者会見を行うとのことです。

画像:ユベントスの監督から退任することが決定したアッレグリ監督
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■ 事実上の解任

 ユベントスが発表した内容は「アッレグリ監督が 2019/20 シーズンはチームのベンチに座らない」と「18日の14時からアニェッリ会長とアッレグリ監督による記者会見を行う」の2点です。

 『アタランタ戦の前日会見』が行われる予定でしたが、これが『アッレグリ監督の退任会見』になったと言えるでしょう。その席において、「アッレグリ監督が退任となった表向きの理由」がアニェッリ会長の口から語られることになるはずです。

 チームはロナウド選手を獲得したことでチャンピオンズリーグ制覇を目指しましたが、準々決勝でアヤックスに屈しました。これが大きくマイナスに評価されることになったと考えられます。

 ただ、アッレグリ監督を失うことによる損失は簡単には埋まらないと言わざるを得ないでしょう。

 

■ パラティーチとネドベドのフロント陣が “権力闘争” には勝ったが、先行きに不安が残る

 パラティーチ CFO やネドベド副会長は「派手さ」や「ネームバリュー」を好む『拡大路線派』ですが、アッレグリ監督はマロッタ前 GM と同じ『堅実派』です。

 イグアインとディバラという高給取りの FW を擁した昨シーズンの陣容でも「守備をしない選手を2人も同時には起用できない」と言ってイグアイン選手をベンチに置く采配をしたことからも明らかです。

 『拡大路線派』がユベントス内での “権力闘争” に勝ったのですが、問題は「フロント陣の希望する前線の選手を起用しながら結果を出せる監督を据えられるのか」に尽きます。フロント主導で作られたチームで結果を残せる監督はほとんどいないことが問題点になるでしょう。

 また、アッレグリ監督が評価していた選手が「移籍希望」をすることが考えられるため、チームを根本的に作り直す必要に迫られます。

 

 まずは18日に行われるアニェッリ会長とアッレグリ監督の会見でどのようなことが言及されるのかに注目です。