『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、フィオレンティーナがピアツァ選手の獲得を希望し、移籍先の有力候補になっているとのことです。交渉はW杯後に本格化すると予想されるため、去就に注目する必要があるでしょう。

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ピオーリ監督が率いるフィオレンティーナは 4-2-3-1 をベースにしており、シメオネ選手とキエーザ選手が攻撃を牽引するチームです。
ただ、ウィンガーの駒不足は否めず、今年1月にもピアツァ選手の移籍先として名前が出ていました。そのため、再チャレンジに乗り出したと言えるでしょう。
ピアツァ選手の代理人も「ユーヴェの意向次第。W杯後が終わってから」のコメントしており、移籍が成立する可能性は十分にあると思われます。
序列で言うと、ピアツァ選手は出場機会を得ることで苦労すると予想されます。
- FW 登録の全6選手が残留するなら、ピアツァ選手の出番は限られる
- 左で機能するD・コスタも大きな障壁
- クアドラード、イグアイン、マンジュキッチが30歳オーバー
おそらく、継続した出場機会を 2018/19 シーズンに手にすることは難しいでしょう。それだけ充実しているからです。
ユベントスは「買い戻しオプションが付随するなら、フィオレンティーナ移籍はOK」とのスタンスを採ると思われます。キエーザ選手の引き抜きを図った際には『ピアツァ選手の保有権』が交渉カードになりますし、成長したピアツァ選手を呼び戻すという選択肢もできるためです。
ピアツァ選手の去就がどのような形で落ち着くのか。W杯後に本格化する交渉の行方に注目です。