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【移籍のウワサ】 ユベントス、キエーザとペリンの交換トレードを画策?

 トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスがフィオレンティーナのキエーザ選手を獲得するため、ペリン選手などとの交換トレードを画策しているとのことです。先方次第ですが、起こり得ることだと言えるでしょう。

画像:トゥット・スポルトの一面(2020年5月31日付)
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 噂の発端となっているのはキエーザ選手への待遇です。フィオレンティーナはモンテッラ前監督 3-5-2 を採用し、キエーザ選手は2トップの一角としてプレーしていました。

 ただ、(キエーザ選手の)中央でのプレーには窮屈さが残っており、ウィングのポジションがある3トップの方が輝けるタイプと言えるでしょう。また、チャンピオンズリーグ出場を求めて移籍をする理由もあるだけに選手の意向次第では移籍を起こり得る状況です。

 以前から獲得に興味を示していたのはユベントスとインテルですが、インテルはコンテ監督が 3-5-2 を使うため、現時点では移籍先になりません。そのため、「選手の意向」と「ユベントスのオファー」次第で交渉は成立すると考えられるのです。

 

 フィオレンティーナには正 GK ドロンゴフスキ選手(22)が君臨しているため、ペリン選手を(トレードなどの形で)獲得する必要は全くありません。必要性が生じるのは「ドロンゴフスキ選手が引き抜かれた場合」に限定されます。

 そのため、ユベントスが望むであろう『ペリン選手との交換トレード』は成立する可能性は低く、現状では『DF (CB) との交換トレード』の方が成立の見込みがあります。

 ビオラの CB 陣はミレンコビッチ(22)、ペッツェッラ(28)、カセレス(33)の3選手がレギュラーです。ミレンコビッチ選手が人気銘柄で、残る2人がベテランの域に入っていますから、ここが補強ポジションになるでしょう。

 だから、ジェノアに貸し出し中のロメロ選手や(年俸カットを飲むという前提で)ルガーニ選手の名前がトレード候補として踊っているのです。

 

 ユベントスとしては「クルゼフスキ選手の獲得」に資金を投じていまっているため、キエーザ選手の獲得は現実的ではないでしょう。『交換トレード』が成立する可能性はあるものの、FW 陣の人員整理が先決です。

 パラティーチ CFO を始めとするフロント陣がどのように選手層のバランスを取るのかに注目です。