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ユベントス、チャンピオンズリーグ出場権を確保したことでキエーザの買取義務条項が発動?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが 2022/23 シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したので「フィオレンティーナからキエーザ選手の買取義務が発動した」とのことです。

 近日中に買取義務を果たしたとクラブから発表されることになるでしょう。

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 ユベントスは2020年夏にフィオレンティーナから買取義務が付随した2年間の期限付き移籍でキエーザ選手を獲得。2021/22 シーズンに『特定のスポーツ目標』を達成した場合に買取義務が発動する条項が含まれていました。

 その条件が「2022/23 シーズンのチャンピオンズリーグ出場権」だったので、買取義務がユベントスに生じたとイタリアの各メディアが報じています。

 買取義務の発動により、ユベントスは「3年分割4000万ユーロ+ボーナス1000万ユーロ」の支払い責務が発生します。キエーザ選手の能力を踏まえると妥当な金額であり、良い状態で復帰すれば費用対効果に見合う活躍は容易と言えるでしょう。

 

 なお、2022年5月3日時点でのユベントスに在籍する FW 陣は下表のとおりです。

表: ユベントス所属選手の推定年俸と契約期間
21/22 22/23 23/24 24/25
Morata (29) €5m
Dybala (28) €7.3m X X X
Bernardeschi (28) €4m
Chiesa (24) €5m (€5m)
Vlahovic (22) €3.5m €7m €7m €7m
Kean (22) €2.5m €2.5m
Kaio Jorge (20) €1.2m €1.2m €1.2m €1.2m
Pjaca (27) (TOR) (€2m)
合計【FW】 €29.5m €17.7m

 現状で『ユベントスと来季(= 2022/23 シーズン)以降の契約』を有している FW は “25歳以下の選手” がほとんどで、キエーザ選手とカイオ・ジョルジ選手は「シーズン前半戦での復帰」が目標となっている状況です。

 したがって、「モラタ選手の引き留め」や「実績と適応力のあるベテラン選手の獲得」など何らかの対策を講じる必要があると考えられます。

 

 ユベントスのフロント陣が来季に向けてどのような動きを移籍市場ですることになるのかに注目です。