『トゥット・スポルト』によりますと、PSG がアレックス・サンドロ選手の獲得に乗り出す可能性があるとのことです。ただ、FFP の関係で PSG の動きが本格化するのは7月1日以降になることでしょう。
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PSG は UEFA から FFP の警告を受けている状況です。6月中に選手を売却して6000万ユーロを用意する必要があるため、A・サンドロ選手の獲得に現時点では乗り出すことは自殺行為になります。
しかし、そのハードルを越えた後(= 7月1日以降)は別です。
カタール経由の潤沢な補強資金を持っている訳ですから、A・サンドロ選手の獲得に対する障害は存在しないも同然です。現地18日(月)にミラノで PSG のアンテロ・エンリケ SD とユベントスが会談する姿を『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。
“何らかの紳士協定” が締結されていても不思議ではないだけに、7月以降に起きる可能性があることに向けた準備をしておく必要があると言えるでしょう。
A・サンドロ選手が移籍を希望するのであれば、5000万ユーロ超の移籍金を獲得することが条件となります。そうなれば、カンセロ選手とベルナト選手(またはダルミアン選手)の獲得費用に回すことができるからです。
「契約延長が進んでいる」との報道が見当たらないだけに、A・サンドロ選手が移籍した場合の対応を用意しておく必要性が高まっています。ユベントスのフロント陣が今夏最大の補強ポイントであるサイドバックにどう対処するのかに注目です。