ユベントスは公式サイト上で 2017/18 シーズンの年間チケット 29300 席が完売したと発表いたしました。2016/17 シーズンと同じ枚数が即日完売されたことになります。

チケットの内訳は「一般シート 25300 席とプレミアムシート 4000 席の合計 29300 席」です。即完売という状況であり、これはポジティブな兆候と言えるでしょう。
ただ、アニェッリ会長は「スタジアムの拡張はない」とインタビューで言及しています。そのため、チケットのプラチナ化は避けられないため、対策を講じておく必要があります。
将来的にはスタジアム拡張という話が出てくることでしょう。アニェッリ会長が述べた 25000 席を追加すると、アリアンツ・スタジアムの収容数は 66000 人となります。
このキャパシティーを埋めることができる確証がなければ、拡張に踏み切ることはないと思われます。ちなみに、ユベントスとほぼ同じスタジアム・キャパシティーを持つチェルシーはスタンフォード・ブリッジの拡張(6万人規模)を計画しています。
チェルシーの拡張計画の結果を踏まえて、ユベントスが動き出すことが最も現実味があると思われます。
まずは年間チケットを希望する “ティフォージ” の実数を把握することが重要です。「年間チケットのキャンセル待ち」を募り、申し込み数からスタジアム拡張の是非を経営面から判断することが理想と言えるでしょう。
「チケット代の高騰を上手く抑制し、クラブの収益を確保し、ファンの満足度を高める」という極めて難しいミッションにユベントスがどのように取り組むのかに注目です。