『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、フランス・リーグ1を3位でフィニッシュしたニースがリヒトシュタイナー選手の獲得をユベントスに問い合わせたとのことです。契約は2018年までですが、“放出すべきではない選手” と言えるでしょう。
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リヒトシュタイナー選手ですが、クラブからの評価は高いとは言えません。2016/17 シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージでは登録メンバーを外れました。このことからも、「移籍金を得られるなら、売りたい」というのがクラブの本音だと思われます。
ただ、ダニ・アウベス選手の退団が濃厚であることを考えると、リヒトシュタイナー選手までチームを離れることは右 SB を本職とする選手がゼロになることを意味しています。
実力を持った即戦力の新加入をチームに加えたとしても、フィットするまでの間は“チームの泣き所” と化すリスクがあります。そのため、退団を容認するのであれば、ダニ・アウベス選手かリヒトシュタイナー選手のどちらか1選手だけにすべきと言えるでしょう。
新加入選手がチームに適応してから、リヒトシュタイナー選手(またはダニ・アウベス選手)を手放すという形が理想的です。選手が退団を希望すれば別ですが、そのような見解は示されていないだけに右 SB を本職とする選手を完全に入れ替える必要性はないはずです。
ユベントスの首脳陣が右 SB を誰に任せるプランを持っているのかに注目です。