ユベントスはバルエルンからベナティア選手を、バイエルンはユベントスからコマン選手をレンタル中ですが、ともに買取オプションを行使する可能性が高いとイタリアメディアが報じています。
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コマン選手には2100万ユーロの買取オプションが付随していますが、アンチェロッティ監督がアグスブルク戦の前日会見で「コマンとキミッヒは来シーズンもチームに残る」とコメントしたと報じられています。
そのためには買取オプションを行使する必要があり、ユベントスにトータルで2800万ユーロの移籍金が入ってくることになるでしょう。
一方のユベントスは「ベナティア選手の買取オプション(1700万ユーロ)を行使するのではないか」と『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。コマン選手をバイエルンに売却した移籍金で賄うことができる金額で獲得できるのであれば、悪い取引とは言えないでしょう。
ユベントスの CB はバルザーリ選手が5月に36歳となり、キエッリーニ選手は2018年で現行契約が満了します。キエッリーニ選手との契約延長交渉がまとまらない可能性もあり、その場合に備え、ベナティア選手を獲得しておく意味は大きいと言えるはずです。
シーズン終盤に向けて、これから夏の移籍市場での動きが盛んに報じられることになるでしょう。前線が手薄になっているユベントスがどのような動きを見せるのかに注目です。