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カルチョポーリによる損害賠償訴訟、判決は夏以降に

 ユベントスがカルチョポーリによって被った損害賠償として、4億4300万ユーロをを求めた訴訟の判決には少なくとも45日は要すると『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。

画像:地方行政裁判所に訴えたユベントスの首脳陣
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 ユベントスはラツィオにある地方行政裁判所(Tribunale Amministrativo Regionale, TAR)に対し、カルチョポーリによって被った損害に対する賠償を求めて裁判を提起しました。イタリアサッカー連盟(FIGC)に対する主な要求は以下の2点です。

  • 損害賠償:4億4300万ユーロ
  • インテルに与えられたスクデット(2005/06 シーズン)の取り消し

 これらを要求する訴えが起こされた理由は「ユベントスが実害を被ったから」と言えるでしょう。不当な裁定による損害が出たとクラブが考えれば、裁判に訴え出ることは自然なことです。

 ちなみに、ラツィオで裁判を提起した理由ですが、これはラツィオの地方行政裁判所が最も裁判官のレベルが高いと見られていることによるものと思われます。クラブの要求が認められる可能性の高い、もしくは、仮に訴えが退けれたとしても納得のできる判決を出す裁判官に担当して欲しいとの考えが根幹にあるからでしょう。

 

 ユベントスの訴えに対し、FIGC の弁護士を務めるルイジ・メドゥーニョ氏は「要求額は天文学的すぎる」と述べ、タベッキオ会長も「(要求が認められると、)破産へ一直線だ」とコメント。

 また、インテル側の弁護士であるルイザ・トルキア氏は「インテルは無関係です。ユベントスの立ち位置は容認できるものではなく、根拠のない訴えです。TAR にはきちんと仕事をして欲しい」と述べています。

 ただ、彼らの主張が両方とも認められる可能性は難しいでしょう。なぜなら、カルチョポーリでユベントスがセリエBに降格することになった “クラブ首脳が審判担当者と頻繁に連絡を取っていた” という行為をインテルもしていたからです。

 「モッジ(元ユベントス)の行為はアウトで、ファッケッティ(元インテル)はセーフ」という裁定を正当化できる根拠を示すことはまず無理でしょう。そうなると、裁判では両者アウトとするか、両者セーフとするかのどちらかしか選択肢がないからです。

 

 “失うものは何もない” という状況ではなく、“すでに失った後” であるユベントス側が和解に応じることはないと思われます。

 損害賠償が満額認められる可能性も同様に低いと思われますが、FIGC が高額の賠償金を背負う恐れは十分にあると言えるでしょう。どのような判決が下されるのかに注目です。