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セリエA、平均観客動員数は昨シーズンより微増

 今シーズンのセリエAリーグ戦全日程が終えたため、『コリエレ・デッロ・スポルト』が平均観客動員数を発表しました。

画像:ウルトラスが観戦ボイコットを呼びかけたローマダービー

 2015/16 シーズンの平均観客動員数は 22078 人。昨シーズンの 22058 人から +0.1% となっています。ちなみに各クラブごとの平均観客動員数は次のとおりです。

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表1:2015/16 セリエA平均観客動員数
  チーム 観客動員数 収容能力
インテル 45,538
(+22.2%)
81,277
ユベントス 38,628
(+0.2%)
41,475
ナポリ 37,777
(+17.1%)
60,240
ミラン 37,655
(+2.7%)
81,277
ローマ 35,182
(-12.7%)
72,698

 ユベントスの平均観客動員数はインテルに次ぐ2位で、38,628 人でした。収容能力に対して、93% の動員ができていることは大きく評価することができます。

 観客動員数でトップ3に入ったナポリが 62.7%、インテルが 56% と動員率は高い値ではなく、“テコ入れ” が必要と言えるでしょう。

 

 ユベントス・スタジアムでは2000 〜 3000席がアウェイセクションに該当しているものとして計算する必要があるため、「観客収容率 95% 維持」が現実的な目標になると思われます。

 また、シーズン序盤で派手に失敗すると、観客動員数 28,899 人(第3節キエーボ戦)が示すようにマッチデイ収入という観点で大きなダメージを被るため、絶不調に陥らないことがチームには求められています。

 トリノまで応援に来るアウェイサポーターが少ないことが予想される試合では、アウェイ区画を縮小することを考えるべきでしょう。例えば、普段は 3000 席のアウェイセクションを 1000 席程度にまで減らし、残りの 2000 席をユベントスサポーターに販売する形態を考えるだけの余地はあるはずです。

 そのために必要となる「動線の確保」や「サポーター間のトラブル予防策」を検討するだけの価値は十分にあります。

 

 セリエAではアウェイサポーターの入場禁止処分が下ることはよくあります。その際は、アウェイ区画もホームチームのサポーターで埋め尽くせるよう事前に手を打っておくだけの価値はあると言えるのではないでしょうか。