『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、ユベントスはコリンチャンス所属のMF、マテウス・ペレイラ(Matheus Pereira)選手と5年契約を締結したとのことです。

1998年生まれのマテウス・ペレイラ選手は今年2月に18歳になったばかり。年俸25万ユーロの5年契約でユベントスと合意に至ったと記事では言及されています。
ただ、EU外選手であるため、来季はエンポリもしくはサッスオーロにレンタル移籍し、経験を積むことになるでしょう。
サッスオーロ(のプリマベーラ)には U-17 ブラジル代表でマテウス・ペレイラ選手と戦ったロジェリオ選手が所属していますので、適応という観点だけで言えば、サッスオーロが有力候補になると思われます。
マテウス・ペレイラ選手は左利きのMFで中盤でのボールタッチなどプレーはパレルモ時代のディバラ選手を彷彿とさせるものがあります。
クラブ経営という観点で見ますと、将来有望の若手選手1人を囲い込むことに成功したと評価できるでしょう。
ヴィルトス・ランチャーノに期限付き移籍中のマッティア・ビターレ選手('97年生まれ)や、ユベントス・プリマベーラに所属しているヨルゴリス・カスタノス選手('98年生まれ)の2選手がマテウス・ペレイラ選手にとってのライバルになると思われます。
彼らは左利きの中盤を本職とする選手なのですが、同世代ではロランド・マンドラゴラ選手('97年生まれ)が一歩リードした状態です。
彼らの中からユベントスの中盤を支える選手が育ってくれることを期待し、大きく飛躍する時を楽しみに待ちたいと思います。