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ザンパリーニ会長、「バスケスを買え」とセリエAのトップ3に要求

 クラブの新オーナーを探しているパレルモのザンパリーニ会長がユベントス、ナポリ、ローマの3クラブに対し、フランコ・バスケス選手の売り込みを『ラジオ・キス・キス』で行ったと『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。

画像:パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長
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マウリツィオ・ザンパリーニ会長:
「バスケスの将来?まだ分からない。ビッグクラブが争奪戦を避けるために来るだろうが、まだ動きはないね。

 彼は移籍市場に出ている最高のトレクァルティスタ(=プレイメーカー)で、完成された選手なんだ。ユベントスでも上手くプレーするだろうし、ナポリや偽9番を使うローマであっても非常に上手くプレーすることだろう。

 ナポリの移籍市場?昨年、トネッリを買おうとしたが、高すぎて断念したんだ。良い買い物をしたと思うし、サッリは彼のことをよく知っているからね。

 デ・ラウレンティスが何を間違ったのかは知らないが、彼はバスケスの件で尋ねたことはまだないね」

 

 昨夏にミランがフランコ・バスケス選手の獲得に乗り出したことがメディアに報じられており、「ミランは今夏も再チャレンジするのでは」と再び報じられています。

 そのことを考えると、2019年までの契約を持つバスケス選手(27)の移籍金を高騰させるために(チャンピオンズリーグに出場する)3クラブからの興味を惹こうとするための発言であると考えるべきでしょう。

 獲得に乗り出す可能性が高いのはローマではないでしょうか。ナインゴラン選手とピアニッチ選手の中盤2選手が引き抜きにあるリスクがあり、中盤で攻撃的な役割を担う選手を補強する必要性が高まる可能性が最も高いクラブだからです。

 ナポリの場合は「 “戦術:イグアイン” となっていること」、ユベントスは「アッレグリ監督のバスケス選手に対する評価が読めないこと」から、争奪戦に加わるプレイヤーとしての存在感は薄いと言えるでしょう。

 

 ユベントスがバスケス選手獲得に関心を示す1番大きな理由は「ディバラ選手をサポートできる選手」であることです。

 パレルモ時代に良いコンビネーションを築くことができていたのですから、獲得に乗り出す理由がない訳ではありません。ただ、優先順位が高い選手ではないと思われるため、獲得の可能性はかなり低いと言えるのではないでしょうか。