今シーズンでユベントスとの契約が満了するパトリス・エヴラ選手が『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応えていましたので、概要を紹介します。
ーー 今回のスクデットは一味違う？
ええ、ユベントスは終わったとスタート時に言われていましたからね。私は２年前にやって来て、２度のイタリア王者となりました。私にとっては大きな満足ですが、私達はまだ勝たなければなりません。
ーー 契約が満了します。更新 or 退団？
まだ決断していません。ユーヴェでスペシャルな２年を過ごしましたし、私達はシーズン終了後に話し合うことになりますし、そこで Yes か No を述べることになるでしょう。
私は自分自身とユーヴェに正直にならなければなりません。問題はありません。私が決断しなければならないことなのです。
ーー サッスオーロに敗れたことはまだ頭の中にありますか？
私達は “兵器” です。すべての試合に勝利したいですし、パフォーマンスが向上し、結果を残すこととなりました。アッレグリは来シーズンにチャンピオンズリーグを勝ち取ることを考え出しているでしょう。
ーー アッレグリがあなたに驚きを？
彼は理解しやすいコーチです。愚か者がする行為を好みません。そのことはドルトムントとのセカンドレグで私達がプレーしたことを参照してください。
私達に動きを見せてくれますし、その全てを再びピッチ上で見ることになるからなのです。それは私にとって驚きでした。以前のコーチでは考えられないことなのだからです。
メンタリティの大きな変化が起きています。アッレグリは非常にスマートで知的です。前任者の仕事ぶりを捨て去ることせず、ベースを維持し、チームを成長させました。ユーヴェは彼の下で多くのことを改善しました。
エヴラ選手もコメントしているように、アッレグリ監督の貢献度は非常に高いと言えるでしょう。それだけにアッレグリ監督との契約延長が合意に達するかは重要事項となります。
また、エヴラ選手やバルザーリ選手といった実力者との契約が延長できるのかにも注目です。これからは来季のチーム編成に向けての報道が活発化するでしょう。指揮官やチームの主力がどういった構成になるかが注目ポイントだと言えるのではないでしょうか。
