補強の是非は基本的に成績という『結果』で評価される傾向にあります。
今シーズン、新たに加入したマンジュキッチ選手のここまでの成績はかつてユベントスで活躍したトレゼゲ選手やイブラヒモビッチ選手と遜色のない記録となっています。
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マンジュキッチ選手はセリエAとチャンピオンズリーグで18試合に出場し、9得点の記録を残しています。(リーグ戦:14試合6得点)
トレゼゲ選手は “デル・ピッポ” が君臨していた 2000/01 シーズンに加入し、同時期で17試合7得点でした。シーズン全体では32試合15得点(リーグ戦:25試合14得点)を記録しました。この活躍によりインザーギ選手がミランへと旅立つこととなりました。
イブラヒモビッチ選手がユベントスが加入したのは 2004/05 シーズン、前半戦の成績は22試合7得点の記録を残しています。トレゼゲ選手が負傷離脱していたこともあり、最終的には45試合16得点(リーグ戦:35試合16得点)の成績でした。
過去にユベントスのエースとして君臨していた選手と比較しても、マンジュキッチ選手が残した成績は上々と言えるでしょう。上り調子でクリスマス休暇を迎えただけに、後半戦もこの勢いを維持できるかが焦点になると思われます。
セリエAのDF陣による反則スレスレの対応に序盤は苦戦している様子でしたが、得点を決め始めた頃を境に適応し始めました。“殺し屋” として、存在感を維持できるかが上位進出へのポイントになるはずです。