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公式発表:エンポリ、ビュヘルの買取オプションを行使

 セリエAのエンポリは公式サイト上でユベントスからローン移籍していたマルセル・ビュヘル選手の買取権を行使したことを発表しました。

画像:マルセル・ビュヘル(エンポリ)
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 エンポリで今季28試合(先発は11試合)に出場したビュヘル選手は1991年生まれの25歳。MFとしてプレーし、来季はレアンドロ・パレデス選手が担った攻撃のタクトを振るう役割が期待される選手です。

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、今回の買取オプションが行使されたことで、エンポリはユベントスに120万ユーロ(推定)の移籍金を支払ったとのことです。

 ビュヘル選手は今季戦ったエンポリで自身の評価を高めた選手です。そのため、エンポリが完全移籍へと踏み切ったことは選手自身にとってもチームにとっても良い形になったと言えるでしょう。

 ユベントスにとっても、選手の移籍市場での価値が高い状態で買い手が現れたことはポジティブに捉えることができる案件となりました。

 

 エンポリに完全移籍するビュヘル選手のケースはチームが保有権を持っている若手選手が歩むキャリアの成功例の1つと言えるでしょう。

 「ユベントスで主力としてプレーすること」がベストであると考えられるのですが、次善案として「(ユベントス以外の)必要とされるチームで主力としてプレーすること」はユーヴェが保有権を持つ選手とキャリアとして悪いものではないからです。

 チームを離れる場合は、相応の移籍金をクラブに残してくれれば、問題となることはないでしょう。ビュヘル選手がエンポリでさらに評価を高めるようなプレーを見せてくれることを楽しみにしたいと思います。