ユベントスは9月1日に 2015/16 シーズンの UEFA チャンピオンズリーグを戦うための登録選手23名を発表しました。
なお、登録選手は決勝ラウンドに進出すれば、入れ替えが可能となります。グループステージを戦う23名の選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブッフォン、25: ネト、38: アウデーロ * |
DF | 3: キエッリーニ、4: カセレス、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ |
MF | 6: ケディラ、8: マルキージオ、10: ポグバ、11: エルナネス、16: クアドラード、18: レミナ、27: ストゥラーロ、37: ペレイラ |
FW | 7: ザザ、9: モラタ、17: マンジュキッチ、21: ディバラ |
いくつかサプライズがあるので順に指摘することにしましょう。
まずは移籍最終日に獲得が発表されたエルナネス選手とレミナ選手の背番号が “しれっと” 記載されていることです。
両選手とも現地時間9月2日15時から入団会見が予定されており、そこで背番号を発表したり、抱負を語ると思われるのですが、思わぬフライングが発生しています。ちなみに、エルナネス選手が『11番』、レミナ選手が『18番』で登録されています。
次にパドイン選手が登録外になっていることです。
開幕2連敗の戦犯としてスケープゴートにされていますが、登録されなかったことは選手層の問題です。
昨シーズンの決勝ラウンドでは左サイドバックは(アサモア選手の怪我により)エヴラ選手だけでした。今回もアサモア選手の怪我から完全回復するかをチームフロント陣は疑問視していることに変わりないのですが、アレックス・サンドロ選手の加入により、左 SB の問題は解消されました。
また、パドイン選手の本職である中盤についても同じポジションでより実績を残しているエルナネス選手が加わったため、優先度が下がったという理由があります。ユーティリティ性が高く評価されているパドイン選手が専門職の選手が補強されたことで押し出されたと言えるでしょう。
最後に第3GK がプリマベーラ(ユースチーム)のアウデーロ選手になっていることです。
実際にベンチ入りするのはネト選手で、帯同メンバーに過ぎないと思うのですが、アウデーロ選手に経験を積ませるという目的でルビーニョ選手を外したものと考えられます。
マンチェスター・シティとのアウェー戦で幕を開けるという厳しいグループですが、力強さを取り戻したことを結果で示して欲しいと思います。