ユベントスは7月16日に 2015/16 シーズンに向けてのトレーニングを開始しましたが、それと合わせて新シーズンに向けた記者会見も順次行われています。
Look who's dropped by to wish us all the best for the new campaign... pic.twitter.com/LPn0RW1AgH
— JuventusFC (@juventusfcen) 2015, 7月 20
退団したピルロ選手のサプライズ訪問があった本日はアッレグリ監督とマロッタGMがプレスカンファレンスに出席しました。会見の概要は次のとおりです。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ピルロと再び会うことができて良かったです。イタリアサッカー界は代えの効かないユニークな選手を失ってしまったと言えるでしょう。
私の仕事は選手達が能力を発揮できるベストコンディションを取り戻させることです。これまでに成し遂げたことはすべて歴史として記録されました。我々は再びゼロからスタートしなければなりません。
移籍市場において我々は1991年から1996年生まれの選手を10名獲得しました。将来を見据えた良い動きだと思います。
クラブは攻撃の質を兼ね備えたテクニカルな選手に目を光らせています。我々はオプションを評価しているのです。トップレベルの代表2選手が加わりましたし、輝かしい未来を持った若手選手も加入しました。素晴らしい代表経歴を持つ選手を獲得したことで、ドレッシングルームでのリーダーシップも維持されています。
ユーヴェには今後4、5年に渡って君臨できる面を構築できるチャンスがあります。
インテルやミランは補強を行い、タイトルを狙えるようになりました。ローマやナポリも同様です。新シーズンのセリエAは非常にオープンな展開になるでしょう。
選手達は良いコンディションで戻って来ていますし、新シーズンがどれだけ大事であるかを理解しているからでしょう。
コマンは今シーズン、より楽しむことができるでしょう。我々の攻撃陣は若さと経験が良い形で融合しているからです。
ユーヴェはタイトルを望みますが、今年はミラノの2チームに注意が必要です。彼らはいつだって危険ですから」
ベッペ・マロッタGM:
「最初の目標はチームを完成させることです。そうすることで新シーズンへのスタートの準備となるのです。勝者のモデルによって成功トレンドを維持することが我々の義務です。
我々のモデルは『競争力のある選手を監督に預けること』と『バランスシートを良い状態に保つこと』です。選手の平均年齢を若返らせることができたことは幸せです。
我々はすでに競争力がある一面を保有しています。もしチーム力を向上させられる時は選手層に生じたギャップを埋めようとするでしょう。移籍市場での動きを通して、ただ勝つためだけに活動しているのではありません。戦術やセンスというものも重要な要素なのです。
ビダルはオグボンナ、ピルロ、テベスとは異なった希望があることを表明しています。ケディラには熱意があり、素晴らしいコンディションです。カリスマ性もあり彼との契約は我々にとって良いものとなるでしょう。
アレックス・サンドロは良い選手ですが、我々は彼へのオファーを提示していません。また、ポグバを放出しようという意図はまったくありません」