コッパ・イタリア決勝を控えるユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督とジョルジョ・キエッリーニ選手がローマのスタディオ・オリンピコ内で行われた前日会見に出席しました。会見の概要は次の通りです。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「リーグ戦での対戦とは別の物になるでしょう。一発勝負であり、トロフィーを手中に収めることができるのです。ピルロは明日スタートから起用します。我々は明日の試合、ナポリ戦、それからベローナ戦があります。チャンピオンズリーグ決勝へ向けてコンディションを確実にピークにするために働く必要があります。
イタリアサッカーに限らず、どのリーグでも浮き沈みは経験するものです。ヨーロッパの舞台において、イタリアサッカーにとって良い1年でした。我々はチャンピオンズリーグ決勝に進出しましたし、ナポリとフィオレンティーナはヨーロッパリーグのベスト4です。私はこれらの成績が代表チームへの良い前兆だと願いたいです。
コッパ・イタリアは我々にとって今シーズン2つ目の目標です。明日は難しいでしょうが、我々はタイトル獲得に挑戦し、そして勝ち取らなければなりません。コッパ・イタリアでの勝利が我々にチャンピオンズリーグ決勝へ向けた最高の準備を可能にしてくれるでしょう。
ユーヴェは4連覇を達成しており、それはクラブが良い働きをした証明でもあります。再び勝つことは簡単なことではありませんし、来年は今年以上にタフな戦いとなることでしょう。
コッパ・イタリア王者としてチャンピオンズリーグ決勝へ?そうなれば素晴らしいのですが、イメージするのは難しいです。どこの国にも特別なチームはいますので。ピオーリは素晴らしいコーチですし、自身のクオリティを今年改めて証明しました。彼はラツィオが今期残した成績の主な要因と言えるでしょう。
私のユーヴェがどの動物に似ているか?ゼブラと答えるのがお約束でしょう。私は虎だと言いたいですね。先発メンバーに関するいくつかの質問を受けていますが、23名の招集メンバーが良い状態にあることが大事なのです」
ジョルジョ・キエッリーニ選手:
「私達にとって、特別なファイナルです。なぜなら、ユベントスが最後にコッパ・イタリアを勝ってから長い月日が経過しているからです。私達の強さは一歩ずつ歩みを進めるという能力によるものです。今はラツィオとの決勝戦を見据えていますし、それからチャンピオンズリーグ決勝を考えます。
フェリペ・アンデルソンは素晴らしいエンジンであり、スピードもスキルも持ち合わせています。彼の出現がラツィオに重要なステップアップをもたらしたと言えるでしょう。
私達はラツィオを破ることに照準を合わせており、バルセロナと試合をするのではありません。スアレス?なんの恨みも持っていませんよ。私は彼をベンゼマと同じようにマークしますし、メッシをロナウドと同様にマークしますし、ネイマールはベイルのようにマークするつもりです」