着々と補強を進めているユベントスですが、セリエBへの降格が決まったカリアリからドンサー選手とナインゴラン選手の獲得を狙っていると報じられています。
これだけではリストアップされたぐらいだと言えるのですが、ユベントス側から2選手をカリアリに移籍させることで交渉をまとめようとしているのではないかと言われています。
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交換要員として名前が上がっているのはGKのマルコ・ストラーリ選手とDFのパオロ・デ・チェーリエ選手の2人です。1シーズンでセリエAの舞台に戻りたいカリアリ側からすれば、即戦力となり得る両選手は魅力的だと思われます。
ストラーリ選手はフィオレンティーナからネト選手が加入することになれば、移籍を真剣に検討するでしょう。また、出場機会が満足に得られなかったデ・チェーリエ選手も同様です。
獲得の可能性ですが、ドンサー選手の方が見込みが高いでしょう。18歳の(元不法移民の)ガーナ人であることから、イタリア国外のリーグでプレーしようとした場合に代表チームへの招集歴がないことを理由にビザ発給がされない恐れがあるからです。
イタリア国内の移籍であれば、そういった制約はないのでユベントスが本気で獲得に乗り出せば可能性は多いにあるでしょう。
一方のナインゴラン選手については『カリアリとローマ共同保有する選手』ですので、カリアリ側だけの保有権を買い取ったとしてもユベントスの選手にはなりません。そこからローマと骨の折れる交渉が待っていることが予想されるため、飛ばし記事である可能性が高いと思われます。