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ペーパーボム犯、逮捕

 トリノとのダービー戦中に発生した紙爆弾の投げ込み事件ですが、イタリアのメディアが犯人が逮捕されたことを報じています。

 報道内容によりますと、逮捕されたのはジョルジョ・イベンツォ・サルニアーニ(Giorgio Evenzio Saurgnani、28)です。容疑者はユベントスファンのグループには属しておらず、該当試合のチケットも所有していませんでした。そのため、セキュリティゲートを迂回し、スチュワートを強硬突破したと見られています。

 また、友人に「すぐに爆発させてやる」という主旨のメッセージを送っていたことも明らかになっています。

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 ちなみにこの逮捕されたサルニアーニですが、ロンバルディア州ベルガモに住む保険業に就いている男であり、過去にトラブルを起こしたことからブラックリスト入りしている札付きのワルです。

 2009年に行われたユベントスナポリ戦でナポリサポーターのスカーフを盗んだことにより、年間の入場禁止処分が科され、(ユベントスの)アウェー戦チケットが販売されないという処分が出ています。これがダービー戦のチケットをサルニアーニが所有していなかった理由となっています。

 また、サルニアーニは "Cani sciolti" と呼ばれる Whatsapp のグループに参加していました。このグループは今期ユベントスの最終節となったベローナでの暴力事件を引き起こしており、それを計画していたことが確認されています。

 

 1人の下らない主義主張のために、損害を被るのはお断りといった点がサッカーファンの本音でしょう。日本でも過激派が絶滅危惧種となったように、サッカーファンのふりをした自称サポーターは追放して行くことを継続しなければセリエAが魅力を取り戻すことはないと思われます。

 今回の一件ではブラックリストに入っている人物が『セキュリティゲートを迂回して、警備を突破できている点』を問題視して、同様の事案が再発することが重要課題として突きつけられたと言えるでしょう。

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