『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、左ひざ半月板の損傷で戦線離脱中のミリク選手が術後診察で「競技復帰まで3〜4週間」と回復のお墨付きを得たとのことです。年内にどれだけ回復するかが注目点でしょう。
ミリク選手の負傷および手術の経緯は以下のとおりです。
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- 6月7日にウクライナ代表との親善試合で左ひざを負傷
- 同10日に「Jメディカルでの左ひざ半月板部分切除術が無事完了」とクラブが発表
- イタリアメディアは 30〜40 日の離脱と報道
- チアゴ・モッタ新監督の下では「構想外」の扱いでプレシーズンを迎える
- 極端に薄い選手層の影響で開幕1週間前の8月上旬に全体練習に参加
- 9月下旬時点でも招集メンバー入りはできず
- 10月2日に「ローマのヴィッラ・スチュアート・クリニックで左ひざ半月板の再手術を受けた」とクラブが発表
- 復帰予想は術後診察時に判明との言及あり
- 「11月20日に3〜4週間後にプレー可能と診断された」との報道
左ひざ半月板を損傷したミリク選手は “Jメディカルで” 部分切除術を受けてリハビリを開始。
全体練習に参加できるまでに回復はしていたものの、10月初旬にローマでマリアーニ医師による再手術を受けていました。
再手術の時点で「復帰予想は術後診察で判明すると思われる」と言及されており、それが今回の診察で「3〜4週間後にプレー可能」と診断されたことになります。
ミリク選手のコンディションとしては「9月の中頃に左ひざ半月板を(もう1度)痛めて切除手術を強いられた」と見るべきでしょう。
部分切除術から1ヶ月後の術後診察で許可を得て、本格的なリハビリを開始するのは6月の手術と同じ。順調に回復すれば「最短の場合は術後2ヶ月で競技復帰が可能」という期間も似ているからです。
ただ、実際には「復帰まで3ヶ月」が目安です。ミリク選手の場合は「年内に全体練習への復帰」と「年明けのスーペルコッパの招集メンバー入り」が目標になるでしょう。
ミリク選手の復帰時期が見えつつあるのは朗報ですが、ユベントスの FW 陣が手薄である現状に変わりはありません。この状況でチアゴ・モッタ監督がどのようなやりくりをするのかに注目です。