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【移籍のウワサ】 ユベントスが今夏の移籍市場でのキエーザ売却を決断?

 スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスは “チアゴ・モッタ新監督が必要不可欠な存在とは見なしていないキエーザ選手” を今夏の移籍市場で換金する予定であるとのことです。新天地が見つかるか次第でしょう。

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 キエーザ選手は1997年10月生まれの26歳。フィオレンティーナの下部組織出身で2020年夏からユベントスでプレーしているイタリア代表の WG です。

 ユベントスとの現行契約は2025年夏まで。

 「(WG では最高給となる現行の)推定年俸500万ユーロからの昇給」を契約延長の条件に提示する選手側との交渉は以前から続いていましたが、交渉は平行線のまま。

 現状では「キエーザ選手は1年後にフリーで退団」することになるため、クラブ側は「新監督の構想に入っていない(ので選手側が希望条件を満たす新天地を探すべき)」との通告を行なったのでしょう。

 

 2024年6月30日時点でのキエーザ選手の残存簿価は1330万ユーロ。代理人への手数料や連帯育成金のことを踏まえると「ユベントスは移籍金1500万ユーロ以下では放出することはない」と考えられます。

 その一方でユベントスが希望する移籍金3000万ユーロは過大評価。「(キエーザ選手の戦力面での貢献度を加味した上で)2000万ユーロ台前半での攻防」が実情と思われます。

 現状でキエーザ選手の『イタリア国内での移籍先』として有力視されているローマはルカク、スピナッツォーラ、ルイ・パトリシオの3選手が退団。キエーザ選手に『ディバラ選手と同程度の待遇』を提示することは可能です。

 それだけに「ユベントスの足元を見て買い叩くことが可能な移籍金交渉で合意に達するのか」が注目点になると思われます。

 

 ユベントスではキエーザ選手の費用対効果が見合っていないだけに、去就がどのような結末を迎えるのかに注目です。