NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

【試合後コメント】 2023/24 セリエA第29節 ユベントス対ジェノア

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2023/24 セリエA第29節ジェノア戦に 0-0 で引き分けたユベントスのアッレグリ監督による試合後コメントを紹介いたします。選手のコメントはありません。

PR

 

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「前半は少しナーバスでした。試合の重要性と勝利を掴む必要があったからです。後半はチームとして上手くプレーしました。パスミスはありましたが、相手にシュートを許しませんでした。

 再スタートを決めるためにポジティブになりましょう。難しい瞬間ですが、今日は守備が改善しました。

 チャンピオンズリーグ出場権まで勝点11が足りていません。残り9試合ですし、私達は自分達が取り組んで来たことを信じて仕事をする必要があります。なぜなら、今日は良いパフォーマンスだったからです。

 グラスは半分満たされていると言えるでしょう。相手に得点を許さなかったですし、シュートすら許しませんでした。私達はラストパスでのミスが3度あり、得点はできませんでした。

 勝つことができない瞬間です。勝点59を得たのであれば、相応する価値があったということです。私達は仕事を継続しなければなりません。

 今日のチームはコンパクトであることを示しました。選手達を責めることは何もありません。試合をポジティブに捉えていますし、パフォーマンスを分析することがシーズン最終盤に向けてのブーストになるでしょう」

 




 

 確かに無失点でしたが、“3連敗は回避したいジェノア” が後半開始と同時に『籠城戦』を敢行した分を差し引く必要があります。評価は次節以降に持ち越すべきでしょう。

 これまでは「改善が必要」とチームに注文を付け続けていたアッレグリ監督が直近では「選手達を責めることは何もない」とBチームを率いるブランビッラ監督と同様のコメントを連発。タオルを投げ込んだも同然の状態です。

 一方で “アッレグリ監督への生殺与奪権を持つクラブ” は直近の成績不振に沈黙を貫いています。

 これはクラブがアッレグリ監督に「(3月の国際Aマッチデー期間中に契約延長交渉を行う予定の代理人が顧客として抱えている)特定の選手を起用せよ」との『要望』をしていた可能性が高いからでしょう。

 シーズン前半戦ではなかった不自然な序列変更や選手起用が行われていますし、「今後の数試合で結果を残せないと解任」などの報道が出ていないのは “そういう背景” があると指摘せざるを得ないからです。

 

 3月の国際Aマッチデーによる中断期間で状況が好転する要素は現状では何も見当たりません。2023/24 シーズンのセリエA残り9試合をどのような形で締めくくることになるのかに注目です。