FIFA は公式サイト上でユベントスが FIFA クラブW杯 2025 の出場権を確保したと発表いたしました。ナポリがチャンピオンズリーグで敗退したため、ポイント数でユベントスを上回れないことが確定したためです。
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日本時間2024年3月13日時点で FIFA クラブW杯 2025 への出場権を獲得した UEFA 所属の10クラブは下表のとおりです。
協会 | 出場決定 【残:CL王者1枠】 |
Leader 【残:1枠】 |
Runner-up |
---|---|---|---|
ENG | 王:チェルシー 王:マン・シティ |
CL王者で2枠を確保 (=ランキング枠での出場資格なし) |
|
ESP | 王:レアル | アトレティコ (62pts) |
バルセロナ (55pts) |
GER | バイエルン (100pts) ドルトムント (67pts) |
X | (61pts) |
FRA | PSG (77pts) | X | X |
ITA | インテル (74pts) ユベントス (47pts) |
X | (41pts) |
POR | ポルト (66pts) ベンフィカ (52pts) |
X | X |
AUS | ザルツブルク (40pts) |
X |
ユベントスは「10番目のクラブ」として出場権を獲得。残すは「2023/24 シーズンの CL 王者」と「ランキング枠の残り1枠」の2クラブ分となっています。
なお、FIFA のインファンティーノ会長も自身のインスタグラムで「ユベントスの出場決定」を報告。“場外乱闘の延長戦” で出場資格を得ようとするナポリのデ・ラウレンティス会長に釘を刺しています。
ナポリは UEFA のチェフェリン会長と結託すれば逆転出場はあり得ますが、そのチェフェリン会長は「ピッチ上での成績(に基づく出場資格)を蔑ろにするのか」とスーパーリーグ構想を批判していた過去が仇になります。
FIFA としては商業的に “世界的知名度の高いバルセロナ” が出場資格を得て欲しいのです。デ・ラウレンティス会長が文句を言いたいのであれば、バルセロナ戦を組んだ UEFA に言うべきでしょう。
ユベントスは 2024/25 シーズン終了後にアメリカでの FIFA クラブW杯への出場が決定したことで「大会参加報酬」と「大祭参加による知名度向上」が期待できることになりました。
この機会を最大限活用することができるのかにも注目です。