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ユベントス、公開練習で 2023/24 セリエA第26節フロジノーネ戦への調整を本格化

 ユベントスは公式サイト上で現地2月21日(水)に 2023/24 セリエA第26節フロジノーネ戦に向けた公開練習を行ったと発表いたしました。4試合連続で未勝利となっている現状にどのような打開策を講じるのかがポイントになるでしょう。

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 2月17日(土)にセリエA第25節ヴェローナ戦を終えたユベントスは試合翌々日の19日から第26節フロジノーネ戦に向けた調整を開始。現地21日(水)にコンティナッサで行われた練習はティフォージ向けに公開されました。

 ユベントスは直近4試合2分2敗、フロジノーネは1分3敗(3連敗中)で第26節での対戦を迎えます。

 チケットは完売していますし、“勝利以外は絶対に許されない状況のユベントス” と “4連敗だけは許されないフロジノーネ” の双方がナーバスな精神状態で臨むことになるでしょう。

 

 より苦しいのは「 “チームのため” に『+αの働き』をするモチベーションが失われているユベントス」です。

 今季の前期決算で「チームの人件費はチャンピオンズリーグに出場していた昨季と変わらない(=年俸とパフォーマンスの費用対効果が『今シーズン前半戦での想定値』よりも大幅に悪い契約者がいる)」と示されてしまいました。

 このタイミングで「今季前半戦と同様の団結力を」と誰が訴えても響かないでしょう。

 「各々が “費用対効果に見合った貢献” をするだけでピッチ上での良い結果は自ずと得られる」との空気を払拭することは極めて困難だからです。

 

 現地21日の公開練習では 4-3-3 (や 4-5-1)によるポゼッションを試みていましたが、重要なのは「システム変更」ではなく「チーム全体のモチベーションを向上すること」です。

 チャンピオンズリーグ出場を争うライバル勢との直接対決が多く残っていることを考えると、現状に危機感を持つ必要があります。打つ手が限られている状況でアッレグリ監督がどのような策を講じるのかに注目です。