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フロジノーネ戦に向けた戦術練習を本格化させたユベントス、イタリア・メディアは「4-3-3 へのシステム変更」に言及

 ユベントスは公式サイト上で現地2月22日もコンティナッサの練習場で 2023/24 セリエA第26節フロジノーネ戦に向けた調整を行なったと発表いたしました。

 なお、21日の公開練習で「4-3-3 を用いた紅白戦」があったため、各メディアが『システム変更に言及する記事』を配信しています。

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 2月25日(日)の “ランチタイム・キックオフ” で 2023/24 セリエA第26節フロジノーネ戦が予定されているユベントスは現地22日(木)も前日に引き続いてコンティナッサの練習場での調整を継続。

 この日の練習は非公開で行われ、各ポジションごとに課題として設定された内容を重点的に消化したことが報告されています。

 

 第26節フロジノーネ戦以降の注目点は「アッレグリ監督が4バックへのシステム変更に踏み切るか」でしょう。このタイミングでの『システム変更』を敢行するメリットが少ないことが実情だからです。

  • 2024/25 シーズン以降を見据えての『4バックへのシステム変更』には合理性がある
    1. 『5-3-2 の守備ブロック』を採るチームが増加
      • 4バックだと「サイドでの数的優位」を確立しやすい
    2. “期待の若手有望株” を起用できる
      • ユルディズとスーレの両立は現状では困難
      • 少なくともどちらか1人は退団へと向かう可能性大
  • 今季(2023/24 シーズン)中に『4バックへのシステム変更』を敢行した場合は「サイドバック不足」が問題に
    • RSB ダニーロと LSB カンビアーゾは “来季も” 計算できる存在
    • デ・シリオ: 負傷離脱しがちで今季は公式戦未出場
    • A・サンドロ: 今季限りでの退団が既定路線

 『右 SB ダニーロ・左 SB カンビアーゾ』で4バックを組む場合は問題にはならないと思われます。来季(2024/25 シーズン)以降も “継続して” 使用できるフォーメーションだからです。

 一方で右 SB カンビアーゾなど『4バックを用いた 2024/25 シーズンに使う頻度が少ないシステム』を今季中に導入することで得られるメリットは限定的です。この点がネックになるでしょう。

 

 今週末のセリエA第26節フロジノーネ戦では「試合の流れの中で 3-5-2 から 4-3-3 に可変することはある」と言えますが、「メインのフォーメーションを 4-3-3 にして試合に臨むことはない」と思われます。

 後者を選択する場合は「現地21日の公開練習で(4-3-3 をメインにすると言う)手の内を明かすことは愚行でしかない」からです。勝利が義務付けられたフロジノーネ戦に向けてアッレグリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。