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アニェッリ前会長:「明確な良心を持ち合わせているし、マジックのようなことは起こらない」

 ユベントスのアニェッリ前会長が居住するオランダのアムステルダムで『フィナンシャル・タイムズ』による会食&インタビューに応じていましたので発言の概要を紹介いたします。

 経営判断におけるミスと評されるべき部分も言及しているため、それらの点をどう分析・対処するかで捲土重来を果たすことができるかのポイントになるでしょう。

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アンドレア・アニェッリ氏:
「不思議です。誰かの頭に銃を押し付けて(スーパーリーグへの参加を強要し)たことはありません。

 全員が自由意志で署名したのです。中には意識的な人もいました。全員が自由意志で署名していたと言及したいです。

 オランダ・アムステルダムで生活する理由ですか?アムステルダムがヨーロッパの中で最も活気がある都市の1つだからですよ。

 

 スーパーリーグに関する欧州司法裁判所の判決が示された後に投稿した U2 の "Where The Streets Have No Name" は精神の状態や場所の状態を表しているのです。

 結局のところ、私達は敵の言葉ではなく友人達の沈黙を思い出すことになるでしょう。

 いくつかの失望はありますし、それはフェアなものです。私はこのことをこれまでに経験した中での最高の学習機会の1つに変換しなければなりませんから。

 

 スーパーリーグにはサラリーキャップ制度もあった?それがサッカー界が以前から今現在も抱えて続けている財政的不安定と財政的持続可能性の2つに対する答えでしたからね。

 UEFA のチェフェリン会長との個人的な問題がミスだと思うか?私はそうは思いません。子供の名付け親?それが何だと言うんです?1日に3回も電話をしていましたし、それだけ強い関係性があったのです。

 嫉妬です。私には分かりません。事実として私には目標がありますし、それを達成しようと挑戦しました。妥協はしません。

 私の感覚は常に紳士です。そして物事はいずれは正しい方に行くでしょう。そう望んでいます。私の良心は非常に明快ですから。

 

 クリスティアーノ・ロナウドの獲得は間違いだったのでは?良い移籍でしたよ。コロナ禍なしで彼を手にしていれば別のストーリーになっていたと思います。

 不正会計?私達がこれまで行って来たことは財務規定を遵守し、計画どおりに実行して来ました。今でもそう確信しています。スーパーイージーです。

 移動可能な資産を持っているのなら動かせば良いのです。それが合法であるなら、何が問題なのでしょうか?

 サッカーは『ゲーム』から『ビジネス』に変わりましたが、ガバナンスは『ビジネスの統治』にまで進化することができていません。

 ほとんどのクラブが損失を被っていると言っても過言ではないでしょう。そうですよね?私達全員が無能であるか、システムそのものに欠陥があるかのどちらかです。

 

 時間を与えて欲しいですね。マジックのようなことは起こらないのです。私達は "B2B" と "B2C" で自らを見出します。

 "B2B" の分野ではクラブを見付ける必要があります。コンペティションに参加するクラブが不在であれば、"B2C" の分野で消費者(Consumer)には届かないからです」