ユベントスは公式サイト上で 2023/24 セリエA第19節サレルニターナ戦に向けた招集メンバー18選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
---|---|---|
GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
DF | 1st | 3: ブレメル、4: ガッティ、6: ダニーロ、24: ルガーニ |
WB | 1st | 11: コスティッチ、17: イリング、22: T・ウェア |
MF | 1st | 16: マッケニー、20: ミレッティ、25: ラビオ、41: ニコルッシ |
B | 47: ノンジェ | |
FW | 1st | 9: ヴラホヴィッチ、14: ミリク、15: ユルディズ |
4日(木)に行われたコッパ・イタリアでの対戦からは5選手が招集メンバーから外れました。
- DF: ハイセン(ローマ移籍)、ムハレモヴィッチ(Bチーム)
- WB: カンビアーゾ(インフルエンザ)
- MF: ロカテッリ(出場停止)
- FW: キエーザ(左ひざの打撲&捻挫)
ロカテッリ選手とハイセン選手やムハレモヴィッチ選手の招集外は想定内。カンビアーゾ選手とキエーザ選手は想定外と言えるでしょう。
【先発予想: 3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: ガッティ、ブレメル、ダニーロ
WB: T・ウェア、コスティッチ
MF: マッケニー、ニコルッシ、ラビオ
FW: ヴラホヴィッチ、ユルディズ
アッレグリ監督は 3-5-2 を選択するでしょう。セリエAでの前節・第18節ローマ戦での先発メンバーが基本的に名を連ね、ロカテッリ選手の代役はニコルッシ選手が指名されるものと考えられます。
対するサレルニターナのインザーギ監督は 4-4-2 が予想されます。ポイントとなるのは「コッパ・イタリアでの対戦では温存されていたベテラン勢のパフォーマンス」でしょう。
FW 陣ではカンドレーヴァ選手やシミー選手が先発に復帰すると予想されるため、選手の配置や役割が変わることに加え、攻撃力は上乗せされているはずです。
ユベントスはコッパ・イタリアの対戦では「試合への入りは不味かったが挽回には成功した」という内容だっただけに『再戦に向けた準備と試合の入り方』がポイントです。アウェイ戦での “同じ失敗” は大きな代償になり得るからです。
また、サレルノから勝点3を持ち帰りたいユベントスは「攻撃陣のクオリティー」が鍵です。
ユルディズ選手も厳しいマークを受けるでしょうし、サレルニターナの主力 DF 陣は高さ勝負に自信を持っています。ユベントスは「 “高さが決定打にならない得点機” をチームとして上手く作り出せるか」が勝敗の分かれ目になるでしょう。
アウェイでのサレルニターナ戦に臨むユベントスの泣き所は「攻撃をテコ入れするための交代選手が3選手(ミリク・ミレッティ・イリング)に限られていること」です。
今節においては交代策の有効性が限られるため、「先発出場をした選手たちで先手を取れるか」の重要度が大きくなります。アッレグリ監督がどのような準備をしてサレルニターナとの2連戦目に臨むのかに注目です。