NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

Bチーム: サリフォのドッピエッタなどでオルビアを 3-1 で下す

 2023/24 セリエC第11節が行われ、ホームにオルビアを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)は後半にサリフォ選手がドッピエッタを決めるなど3得点をあげて 3-1 で勝利しました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

PR

 

表:出場選手一覧(2023/24 セリエC第11節 オルビア戦)
  選手名
GK 30: ダッファラ
DF 4: ハイセン
31: スティヴァネッロ
5: ムハレモヴィッチ (C)
MF 2: サヴォナ
29: サリフォ
7: ハサ
8: ノンジェ(→ 26' st. 21: パルンボ)
32: トゥリッキア
FW 10: ユルディズ(→ 40' st. 23: マンチーニ)
17: ジェッラ(→ 26' st. 11: ムバングラ)

 ブランビッラ監督は 3-5-2 を選択。トップチームに帯同中のハイセン選手とユルディズ選手が加わったため、サヴォナ選手が右 CB から右 WB にポジションチェンジ。FW のムバングラ選手はベンチスタートで試合に臨みます。

 

 膠着した試合で先に相手 GK を脅かすことに成功したのはアウェイのオルビア。26分に右サイドからのクロスが跳ね返されたところをビアンクがミドルシュート。枠を捉えたシュートだったが、GK ダッファラが好守で逃れる。

 オルビアは32分にカヴォーティが右サイドから左足で巻いて狙うもシュートは枠のわずかに左。対するユベントスは36分にハサがミドルシュートを放つも、こちらは枠のわずかに右へと逸れてしまう。

 それでもユベントスは前半終了間際の44分にユルディズがドリブルでの持ち上がりから右足を強振。だが、これは相手 DF の懸命なスライディングに阻まれて枠を捉えず。

 前半は両チームともにゴールを奪えず、0-0 で終了する。

 試合が動いたのは60分。ユベントスはサリフォが相手レジスタにボールが入った時点で強烈なプレッシャーをかけてボール奪取に成功。そのままショートカウンターを発動させたサリフォがゴール左下に決め、ユベントスが1点を先制する。

 ユベントスは直後の62分に右サイドのスローインから抜け出したジェッラからの折り返しを受けたサリフォが今度は左足で合わせて2点目を奪取。一気にリードを2点に拡大する。

 一方のオルビアは70分に右サイドからラガッツが入れたクロスにナンニがヘディングで合わせ、2-1 と1点差に詰め寄る。

 追撃モードに入りたいオルビアだったが、直後の72分にドリブルで持ち上がるハサを倒したデッセーナが2枚目のイエローで退場。残り時間を1人少ない10人での戦いを強いられてしまう。

 3点目を狙ったユベントスはハサとユルディズがゴールに迫るも GK の好守と右ポストに阻まれて試合を決め切れない。それでも94分にハサのラストパスを受けたムバングラが確実に決めて3点目の奪取に成功。

 試合は 3-1 で終了し、ユベントスが久しぶりの勝点3を獲得した。

 

 なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「順位、士気、自尊心にとって重要な勝利です。私達は若いチームで良い仕事をしており、勝点3を持ち帰るに値しました。

 前半は少しブロックされ、ボールの動きも少し遅かったです。これはオルビアが非常に組織立っていたからでしょう。後半は切り替えて臨むことができましたし、力むことなく試合の流れを味方に付けることができました。

 Next Gen からトップチームに昇格する選手がいるのは嬉しいことです。彼らにクオリティーがあることを意味していますし、彼らが私達とプレーする時はクオリティーがあることを示してくれています。

 一般的な視点では私達が得るべき結果を手にしていないことは確かです。試合が再びオープンな展開にならないよう仕事をしなければなりませんが、これは成長の一部です」

 




 

 前半は硬さもあってかチームとしての動きが芳しくなかったことは事実です。ただ、ハームタイム明けの後半は出足の鋭さが戻ったプレーが増えていましたし、それを得点に結び付けたことは自信になるでしょう。

 失点に関しては「守り方」も影響していると思われます。

 今節は「右サイドからのクロス」に対し、ユベントスの DF 陣は『ゾーン・ディフェンス』を選択。“背中で相手 FW を1人消していたハイセン選手” のニア側に走り込んだナンニ選手にヘディングシュートを打たれてしまったからです。

 『ゾーン・ディフェンス』を採用していると「ファーサイドを担当する CB に FW を2人ぶつけて数的有利な状況を作って仕留める」という “定番のクロス攻撃” に見舞われることは避けられません。この点に関してはチームとして取り組むべきでしょう。

 

 Bチームの次戦は11月5日(日)に実施される 2023/24 セリエC第12節ポンテデーラ戦です。今節の勝利を活かし、連勝を手にすることができるのかに注目です。