ユベントスは公式サイト上でティモシー・ウェア選手の右大腿部・半腱様筋に低グレードの損傷が確認されたと発表いたしました。20日ほどの離脱が見込まれるため、復帰は11月の国際Aマッチデー明けになるでしょう。
T・ウェア選手は10月28日(土)に開催されたセリエA第10節ヴェローナ戦に右 WB として先発出場するも、前半45分で退いていました。
試合中に右太ももを痛めたとのことですが、T・ウェア選手が自身の右太ももに違和感を覚えたのは前半38分すぎのことでしょう。ドイグ選手の前で逆サイドからのクロスをヘディングでクリアした後に右太もも裏を抑える動きをしているのが中継映像に映っていたからです。
現地30日にJメディカルで行われた検査でT・ウェア選手は「右大腿部・半腱様筋に低グレードの損傷あり」との診察が下りました。
太ももの筋肉に低グレードの損傷が確認された場合、ダニーロ選手の症例を踏まえると「20日ほどの離脱」は避けられないでしょう。したがって、T・ウェア選手の復帰は「11月の国際Aマッチデーが明けた第13節インテル戦」が目標になります。
T・ウェア選手の離脱は「右 WB の人手不足」も引き起こすため、アッレグリ監督とっては頭の痛い問題です。
- ユベントスの右 WB
- マッケニー(出場708分)
- T・ウェア(出場411分): 右太ももの負傷で離脱
- デ・シリオ: 前十字靭帯断裂からのリハビリ中
ラビオ選手が「累積警告にリーチ」の状況にあるため、“中盤 MF を本職とするフィジカル型のマッケニー選手” を『右 WB』に固定することはあまりにリスキーです。
したがって、「カンビアーゾ選手を(プレシーズンの時のように)右 WB に回す」か「(Bチームから)サヴォナ選手やムラッツィ選手を昇格させる」のどちらかで急場を凌ぐことになるでしょう。
週1試合で準備をする時間は確保できるため、アッレグリ監督がチームのクオリティーを維持するためにどのような策を講じるのかに注目です。