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代理人のジュゼッペ・ボッツォ氏がコンティナッサに出入りする姿が捉えられたことでベルナルデスキ復帰説が流れる

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、代理人であるジュゼッペ・ボッツォ氏がコンティナッサにあるユベントスのクラブオフィスを訪問したとのことです。

 ボッツォ氏の主要顧客がベルナルデスキ選手であることが『ベルナルデスキ復帰説』の根拠であるものの、ユベントスの補強ポイントではないことから「売り込みの様相が強い」と言えるでしょう。

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 ユベントスとの契約が2022年夏に満了して退団したベルナルデスキ選手は1994年2月生まれの29歳。現在は MLS のトロント FC と2026年夏までの契約を締結してプレーしています。

 そのベルナルデスキ選手が『ユベントス復帰』を画策する理由は「EURO 2024 の出場メンバーに加わりたい」からでしょう。

 ベルナルデスキ選手には「アッレグリ監督の下でのプレー経験」という “強み” がありますし、ユベントスで結果を出している選手が『イタリア代表からの落選』は現状では考えられません。

 だから、選手の代理人が「2024年1月からの短期契約での獲得はどうか?」との売り込みをユベントス側にかけたのでしょう。

 

 ただ、ベルナルデスキ選手のユベントス復帰にはクラブ側のメリットが少ないことが難点です。

  • ベルナルデスキのユベントス復帰に対する懸念点:
    1. ユベントスが手薄なのは「メッザーラ(=インサイドハーフ)」
    2. ベルナルデスキは6ヶ月後(= 2024年夏)の退団が前提
  • ユベントスが有する代替案:
    1. ユルディズやイリングを「メッザーラ」として起用
    2. “2024年夏での獲得を狙っていた MF” を半年前倒しで獲得

 「ベルナルデスキと同じ FW を本職とするユルディズやイリングを『メッザーラ』で起用すれば事足りるのでは?」との指摘を覆すだけの根拠が脆弱であるため、復帰説は噂の領域に留まると思われます。

 

 ポグバ選手を取り巻く状況が不鮮明なままでファジョーリ選手は実質的に今季終了とユベントスの中盤 MF 陣が手薄であることは事実です。

 ベルナルデスキ選手の復帰は現状では優先度が低いと予想されるため、ユベントスがどの順序で対応を試みるのかに注目です。