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Jミュージアムのリニューアル発表会に親会社 Exor のエルカン会長が出席

 ユベントスは公式サイト上でJミュージアムがエドアルド・アニェッリ元会長の就任100周年に合わせてトロフィー・ルームなどのリニューアルが完了したと発表いたしました。

 お披露目会には親会社 Exor のエルカン会長が出席し、アッレグリ監督への信頼を公言したことがニュースと言えるでしょう。

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 エルカン会長は10月7日(土)にアリアンツ・スタジアムで行われたトリノ・ダービーをスタンド観戦。2日後の現地9日に行われたJミュージアムのリニュアール式典に出席しています。

 親会社のトップでアニェッリ家の現トップでもあるエルカン会長が『ユベントスの歴史を伝えるミュージアムの式典』に参加するのは普通のことでしょう。

 2023/24 シーズンはアニェッリ家がユベントスのオーナーに就任してから100周年という記念の年であり、クラブが獲得した83個のトロフィーのほぼ全てに該当する82個はアニェッリ家の下で獲得したものだからです。

 

 また、エルカン会長は囲み取材で「アッレグリはこの部屋を埋めることに貢献してくれたし、私達は今後もアッレグリがそれを継続してくれることを期待している」と発言。

 この発言は大きいでしょう。

 アッレグリ監督のユベントスとの現行契約は2025年夏まで。フロント陣が2023年夏の移籍市場で「人件費の圧縮を念頭に置いた選手放出」に勤しんでいたため、アッレグリ監督は「現行契約の満了」が保証されたような状況だからです。

 したがって、今シーズンは「チーム力の底上げ」がアッレグリ監督に対する評価基準になると思われます。

 

 現在は『経営再建モード』のユベントスですが、トロフィーを獲得するこで「経営再建に区切りが付いた」とアピールすることができます。アッレグリ監督の下でユベントスが復権することができるのかに注目です。