2023/24セリエA第8節トリノ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ヴラホヴィッチとキエーザは欠場しますが、チームとしては順調です。
ユルディズは先発としてプレーすることは可能です。しかし、明日の先発選手については評価しなければなりません。出場可能な選手は順位を上げるための試合に向けた準備が全員できています。
ヴラホヴィッチとキエーザの代わりはいます。ラビオ、ファジョーリ、ミレッティにはゴールを決める足があります。
トリノ戦に向けた注意力が欠かせません。ダービー戦であり、ユリッチのチームは常にタフだからです。しかし、運命の分岐点ではありません。
ダービー戦に向けた変更はありません。フォーメーションを変えれませんから。今週の練習ではいくつかのテストを行いましたが、将来的には異なる解決策を試す必要があります。
(トリノの)ユリッチ監督については結果が彼の実績を物語っています。選手を飛躍させる術を知っていますし、要求度の高い監督でもあります。彼のチームとの対戦は常に困難です。
特定の形でプレーしてはならない試合もあります。サッスオーロ戦では私達はミスをしましたが、肉弾戦の色合いが濃いアタランタ戦ではチャンスを多く作れていました。
私達の旅路は5月26日に終わりますが、重要なのはトップ4で終えることです。そのためには試合に向けて様々なことを改善しなければなりません。
ケーンは良好です。明日の試合でプレーするでしょう。トリノの CF が1トップか2トップかに大きな差はありません。私達は FW 陣のやりくりで苦労に直面しているのですから。
キエーザは筋肉に違和感を感じたのです。MRI で筋肉の損傷は確認されませんでした。だから、彼と話して今節は欠場と決めたのです。
アタランタ戦では勝点1ではなく、勝点3を獲得できる可能性もありました。悪い結果になる可能性もありましたが、トリノ戦では全く別の試合になるでしょう。
観客が私達に大きな手を差し伸べてくれるでしょうし、チャンピオンズリーグに戻るために共に歩まなければなりません。私達はそのための準備ができています。
ヴラホヴィッチは腰に問題を抱えていて筋肉ではありません。筋肉系の問題を抱えているのはA・サンドロです。怪我の連鎖ではありません。
キエーザは MRI で異常は確認されなかったものの、痛みはあるとの申告がありました。だから、彼を欠場させることにしたのです。不安を抱えた状態の選手を起用するのは好ましくありませんから。
ユルディズは準備ができていますし、ミレッティも攻撃的 MF としての準備ができています。これらは解決策になるかもしれません」