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【試合後コメント】 2023/24 セリエA第8節 ユベントス対トリノ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2023/24 セリエA第8節トリノ戦に 2-0 で勝利したユベントスのアッレグリ監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は円熟の試合をしました。前半にアグレッシブなトリノを想定していましたが、修正を施してからは秩序立った試合になりました。

 ミレッティは良い仕事をしました。後半から出場したミリクとユルディズは試合を変えることができる選手であり、実際にそうなりました。選手たちの成長を嬉しく思います。

 私達はこのように継続しなければなりません。しかし、改善の余地がまだまだ多くあることも事実です。今夜はユニットとして上手く守備を行い、無失点でした。しかし、ボール管理については改善が可能です。

 ティフォージ?情熱を感じました。スタジアムは常にこうあるべきですし、私達はそれを必要としています。私達にとっては欠かせない存在だからです。

 これから代表戦ウィークによる中断があります。多くの選手が代表チームに参加しますし、私達は嬉しく思っています。その後は美しいミラン戦が私達を待っています」

 

フェデリコ・ガッティ選手:
「セリエAでの初ゴールをダービー戦で決めることに感激しました。すべては報われると信じていましたし、私は決して諦めませんでした。ミスが私を成長させてくれますし、今日は私達が失点をせずに勝点3を持ち帰りました。

 全員が共に戦いたいとの欲求を持っていますし、私達は偉大なグループです。今日は琴線に触れる試合で非常に重要な勝利を手にしたのです。

 私達は試合開始から終了まで良いコントロールをしたと思います。3人の FW を投入した時もそうでした。誰もが良いパフォーマンスをしていました。途中出場した選手も私達に大きな手を差し伸べてくれたのですから」

 

アルカディウシュ・ミリク選手:
「この勝利を本当に嬉しく思います。ダービー戦での勝利はいつも良いものです。私のゴールは非常に重要でした。私達をより冷静にさせてくれるものだったからです。

 試合のペースや試合そのもののコントロールをよりできるようにしたからです。

 試合結果に関係なくチームの成功に貢献でしたことを私は嬉しく思います。私はトップコンディションではなかったため、ベンチからのスタートとなりました。

 しかし、チームは良い状態であることを示していますし、この勝利は非常に重要なものです。

 順位?私達は自分たちのことに集中しています。他チームのことは気にしていません。これが上手く行く唯一の術です」

 




 

 アッレグリ監督から改善可能な余地が試合後のコメントで指摘されるのはいつものことです。トリノとのダービー戦でも『実戦テスト』を行いつつ、勝利という結果を持ち帰ることができた事実が評価されるべきでしょう。

  • ユベントスがいずれ直面する問題: ラビオの出場停止
    • ラビオはすでに累積警告4枚でリーチ
  • ラビオ欠場時の現実的な対応策: マッケニーの中盤 MF 起用
    • ポグバはドーピング陽性問題で復帰の目処が立たず
    • マッケニーが右 MF で計算できると左 MF に技巧派を配置できる
      → ファジョーリ、ミレッティ、ユルディズなど
    • 左 MF のフィジカル不足は左 WB にコスティッチを起用してカバー

 マッケニー選手とT・ウェア選手のアメリカ代表コンビによる右サイドが “一定の結果” を残したことで選手起用の幅が広がりました。対戦相手によってはラビオ選手が不在でも勝利を狙える見込みができたからです。

 ラビオ選手が欠場する試合にぶっつけ本番で臨むよりも、ある程度の方向性が見えていた方が精神的に落ち着いて試合に臨めるでしょう。だから、今節のトリノ・ダービーで右サイドの選手が先発フル出場で結果を残したことに意味があるのです。

 

 国際Aマッチデーによる中断期間で英気を養うとともに、再開初戦のミラン戦に向けた良い準備を行ってくれることに期待です。